WYNTON KELLY: KELLY at midnite [アナログ・コレクターの覚書]
今日はレコードの日らしいので、仕事も休みだし、久々にレコード・ショップにでも行ってみようかと思った。
「横浜にしようかな。それとも、新宿までいこうかな。」なんて考えながら車を走らせる。
横浜にせよ新宿にせよ電車で行くのだが、わが家は駅から離れているので、最寄駅近辺までは車で行くのだ。
車は、駅近辺のパーキングにいれておく。田舎なので、(30分100円だが3時間を超えても)12時間まで一律600円だ。
ところが今日は、あいにくすべてのパーキングが満車だった。
12時間まで一律600円の駅近パーキングである。空車になるのは、夕方に間違いない。
ボクは、涙をのんでレコード・ショップめぐりを断念したのであった。
しかし、レコードの日である。
このまま家に戻るのも悲しすぎる。
そこで、とりあえずハードオフをのぞいてみることにした(楽器もあるしね)。
ハードオフは近所にあるのだ。
まったく整理されていない箱(ジャンル別になっていないだけでなく、ジャンクとそうでないものも混在している)を一枚一枚全部確認する。
そして、ジャンク2枚を含む4枚を掘り出した。
悪くない成果だ。
そのうちの一枚が、WYNTON KELLY: KELLY at midnite(米盤ーVEE JAY LP 3011ーただし、見かけ上 笑)である。
VeeJayのレコードはほとんど持っていないので(探せば数枚はあるかもしれないが記憶にない 笑)オリジナル判定なんてまったくできないのだが、発見したレコードは、オリジナルではなさそうだとはいえ、そんなにレイトでもないように見えた。
というか、オリジナルと同じスタンパーをまだ使っていた時代(60年代半ばくらい)のものではないかと判断した。
(見かけ上、モノラル盤だったしね 笑)
それに、この美しくコーティングされたジャケットが、所有欲を十分に刺激した(笑)
裏ジャケットに修正シールが貼ってあるのも、なんとなく探究心をそそられた。
さっきネットでこの修正シールのないものを探してみたら、どうやら、最後の行のSID McCOYのクレジットを追加するのがこの修正シールの主な目的だったようだ。
それにくわえて、参加ミュージシャンのフォントが小さかったので、大きく太く目立つようにする目的もあったようである。
(あくまで、比較によるボクの推測なのであしからず)
レーベルは、こんな黒いレーベルだった。
60年代後半から70年代初頭まで使われたレーベルらしい。
ちなみに、1960年にリリースされたオリジナルであれば、レーベルは、VEE JAYの白文字が赤の楕円に囲まれたロゴが使われていて外周にレインボーバンドのあるもののはずだ。
さて、では、<見かけ上>の話である(笑)
実は、ボクの買ったものは<見かけ上>はモノラル盤だったのだが、実はステレオ盤だったのである。
まぁ、ステレオと書いてあってモノラルだったらクレームがくるだろうけど、逆の場合は、そもそもモノラル・システムで聴いてれば気づかないことも多いだろうし、気づいたとしても、当時にしたら、儲けたって感覚だろう(もっとも、気づかないまま、当時のモノラル・カートリッジでステレオ盤を聴いていたら、溝を傷めてしまうことになるという問題はある)。
そして、ボクの場合も、RunoutのSTの文字に気づいたときには「思っていたよりレイトかも」と少しがっかりしたけれど、針を落としてみた途端に「儲けた!」って気持ちにがらりと変わった(笑)
当時ステレオ盤はあんまり売れなかったので、60年代後半くらいでもスタンパーはまったく磨り減っていなかったのである。
実に鮮烈な音なのだ。
コロコロと転がるようにスイングするWynton Kellyのピアノの躍動感も素晴らしいが、なんといってもPhilly Joe Jonesのエネルギッシュなドラムがすごい。
演奏も凄いが、音がリアルすぎて、まさに悶絶する。
Paul Chambersのベースがちょっと控えめなミックスになっているのは、これはこれで良いバランスだと思う。
いやぁ、ホントに良い音である。
こういうレコードに遭遇すると、Runoutをしげしげと見てしまう。
マスタリング&カッティングをやっているところなのかはわからないが、RunoutにAudio Matrixというスタンプを見つけた。
とりあえず、覚えておこう。
「横浜にしようかな。それとも、新宿までいこうかな。」なんて考えながら車を走らせる。
横浜にせよ新宿にせよ電車で行くのだが、わが家は駅から離れているので、最寄駅近辺までは車で行くのだ。
車は、駅近辺のパーキングにいれておく。田舎なので、(30分100円だが3時間を超えても)12時間まで一律600円だ。
ところが今日は、あいにくすべてのパーキングが満車だった。
12時間まで一律600円の駅近パーキングである。空車になるのは、夕方に間違いない。
ボクは、涙をのんでレコード・ショップめぐりを断念したのであった。
しかし、レコードの日である。
このまま家に戻るのも悲しすぎる。
そこで、とりあえずハードオフをのぞいてみることにした(楽器もあるしね)。
ハードオフは近所にあるのだ。
まったく整理されていない箱(ジャンル別になっていないだけでなく、ジャンクとそうでないものも混在している)を一枚一枚全部確認する。
そして、ジャンク2枚を含む4枚を掘り出した。
悪くない成果だ。
そのうちの一枚が、WYNTON KELLY: KELLY at midnite(米盤ーVEE JAY LP 3011ーただし、見かけ上 笑)である。
VeeJayのレコードはほとんど持っていないので(探せば数枚はあるかもしれないが記憶にない 笑)オリジナル判定なんてまったくできないのだが、発見したレコードは、オリジナルではなさそうだとはいえ、そんなにレイトでもないように見えた。
というか、オリジナルと同じスタンパーをまだ使っていた時代(60年代半ばくらい)のものではないかと判断した。
(見かけ上、モノラル盤だったしね 笑)
それに、この美しくコーティングされたジャケットが、所有欲を十分に刺激した(笑)
裏ジャケットに修正シールが貼ってあるのも、なんとなく探究心をそそられた。
さっきネットでこの修正シールのないものを探してみたら、どうやら、最後の行のSID McCOYのクレジットを追加するのがこの修正シールの主な目的だったようだ。
それにくわえて、参加ミュージシャンのフォントが小さかったので、大きく太く目立つようにする目的もあったようである。
(あくまで、比較によるボクの推測なのであしからず)
レーベルは、こんな黒いレーベルだった。
60年代後半から70年代初頭まで使われたレーベルらしい。
ちなみに、1960年にリリースされたオリジナルであれば、レーベルは、VEE JAYの白文字が赤の楕円に囲まれたロゴが使われていて外周にレインボーバンドのあるもののはずだ。
さて、では、<見かけ上>の話である(笑)
実は、ボクの買ったものは<見かけ上>はモノラル盤だったのだが、実はステレオ盤だったのである。
まぁ、ステレオと書いてあってモノラルだったらクレームがくるだろうけど、逆の場合は、そもそもモノラル・システムで聴いてれば気づかないことも多いだろうし、気づいたとしても、当時にしたら、儲けたって感覚だろう(もっとも、気づかないまま、当時のモノラル・カートリッジでステレオ盤を聴いていたら、溝を傷めてしまうことになるという問題はある)。
そして、ボクの場合も、RunoutのSTの文字に気づいたときには「思っていたよりレイトかも」と少しがっかりしたけれど、針を落としてみた途端に「儲けた!」って気持ちにがらりと変わった(笑)
当時ステレオ盤はあんまり売れなかったので、60年代後半くらいでもスタンパーはまったく磨り減っていなかったのである。
実に鮮烈な音なのだ。
コロコロと転がるようにスイングするWynton Kellyのピアノの躍動感も素晴らしいが、なんといってもPhilly Joe Jonesのエネルギッシュなドラムがすごい。
演奏も凄いが、音がリアルすぎて、まさに悶絶する。
Paul Chambersのベースがちょっと控えめなミックスになっているのは、これはこれで良いバランスだと思う。
いやぁ、ホントに良い音である。
こういうレコードに遭遇すると、Runoutをしげしげと見てしまう。
マスタリング&カッティングをやっているところなのかはわからないが、RunoutにAudio Matrixというスタンプを見つけた。
とりあえず、覚えておこう。
想也さんおはようございます。
アナログレコードの再生機、家にあります。
by ネオ・アッキー (2015-11-05 04:04)
ネオ・アッキーさん
おはようございます。
最近のアナログ・レコードの復活には、
ボクも少々ビックリしています(^^)
by 想也 (2015-11-05 19:52)
素敵な雰囲気です。なんか懐かしさを感じます。
レコード、今の我が家では聞けませんが、昔実家では聞いていました。
ちょうど物心つく時期にCDが出始めて、その当時はCDもレコードも聞けるコンポがありました。
あ、20年前ってもう割といっていて青春時代真っ盛りですよ(笑)
by isoshijimi (2015-11-09 21:43)
isoshijimiさん
ってことは、ボクが大学生くらいの頃に、
物心がつく時期だったってことですねー^^
アナログ・レコード、今、人気が再燃してるみたいですよ。
ボクは、15年くらい前から集めてますが(笑)
by 想也 (2015-11-10 00:31)