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The Beatles 1+ [The Beatles]

先週末も先々週末も仕事だったので、のんびり過ごせる週末は久しぶりである。
ってことで、The Beatles 1+のBlu-rayなんぞをレココレ片手に観たりしている。


20151121-1.jpg
(The Beatles 1には7種類のパッケージあるが、ボクが購入したのはBlu-ray2枚がついたデラックス・エディションだ。ただし輸入盤で、届いてみたらMade in Italyだった。)

このBlu-ray、何と言ってもハイレゾ・マルチ再生が楽しいのだが、リビングでもBlu-ray Audioのピュア・オーディオ再生が可能になった(このことを記事にした時点ですでに見破られていただろうけど、このThe Beatles 1+のために可能にしたのです)ことだし、今日は、ピュア・オーディオで楽しんでいる。

なにしろビートルズである。
話題にしたいことは山ほどある。
しかし、仕事の疲れもあってエネルギーが足りないσ^_^;
とりあえず、一曲目"Love Me Do"がらみの話題でお茶を濁そう(笑)

2000年にThe Beatles 1がリリースされたときから、"Love Me Do"は、UKオリジナル・シングルで使用された1962年9月4日のテイク(Ringoがドラムを叩いているテイク)ではなく、アルバム"Please Please Me"に収録された1962年9月11日のテイク(先日11月9日に亡くなったAndy Whiteがドラムを叩いているテイク)が収録されていた。
(まぁ、"Love Me Do"はアメリカで1964年の5月に1位になってるけど、本国イギリスでは1位になっていないし、アメリカでTollie Recordsがリリースしたシングルに収録されていたのは9月11日のテイクだから、これで正解ということなんだろう。)

今回もCDのほうには9月11日のテイクが使われているのだが、Blu-rayの新MVにかぶせられているのは9月4日のテイクである。
24bit/96kHzのハイレゾの音は、UKオリジナル・シングルのアナログ盤の音に迫る。
低域が十分に沈みこみ、奥行きも感じられる。
ボーカルのニュアンスも鮮やかだ。
2009年リマスター(パスト・マスターズに収録)の音とは相当に違う。

でもまぁ、そうなると、当然、オリジナルのアナログをひっぱり出して聴いてしまうのが、アナログ・コレクターのサガである(笑)


20151121-2.jpg


ボクの所有しているRed Parlophoneは、ロゴマークの下にMADE IN GT. BRITAINのない比較的珍しいタイプだ。
ただし、ご覧のとおり、プッシュアウト・センター型のセンターが文字通りプッシュアウトされてしまっている。
それに、Runoutをみるとタックス・コードはMPZTと刻印されているので、プレス時期は1963年の前半ということになり、ファースト・プレスというわけではない。

タックス・コードについては、実は見難いRunoutを凝視しなくても、ひっくり返せばすぐわかる(笑)


20151121-3.jpg


切手のようなシールが貼ってあるのだ。

ファースト・プレスというわけではないが、音は十分に良い。
まぁ、比べれば違うのかもしれないが、これだけ聴いていれば満足である。
スタンパーが磨耗しているようには思えない。

やっぱり、こっちのテイクのほうが、ボクは断然好きだなぁ。


最後にちょっとテニスの話を・・・

ATPファイナルズの錦織選手は惜しくもラウンドロビンで敗退してしまって、今夜の準決勝を楽しみにする気持ちは半減してしまったのだが、それでも、準決勝に残った顔ぶれを見ると、どんな試合を見せてくれるのか自ずと期待は高まってしまう。

敗退してしまった錦織選手にしても、ジョコビッチ戦はともかく(本人も「恥ずかしいスコア」だと言っていたしね)、ベルディヒ戦はしっかり切り替えて勝ちきったし、負けはしたもののフェデラー戦はとびきり素晴らしいゲームだった。

錦織選手はファイナルズ出場選手の中でも最年少だった。
つまりは、彼がBIG4の次の世代でトップを走っているということなわけで、ファイナルズでの戦いぶりからしても、来シーズンはさらに飛躍してくれるんじゃないかと思わず期待してしまうのである。

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八木彬夫

amazon オンデマンドで「The Beatles 音源徹底分析 上・下」を出版している八木彬夫です。
貴ブログで拙著を紹介いただければ幸いです。

内容紹介
ザ・ビートルズについては多数の書籍が書かれており、今や出尽くした感があります。本書は、これまで行われたことがなかった定位の分析を行うことで、正規発売だけでなく現在入手可能なブートレグの音源までも含め、一曲ごとに詳細な分析を行ったものです。
上巻では、彼らのデビューからコンサートを止めてしまう66年までの期間を追いました。
下巻では、彼らが挑戦した新しい音の追求、67年のストロベリー・フィールズ・フォーエヴァーから、最後の録音となった70年のアイ・ミー・マインまで。さらには謎に満ちたゲット・バック・セッションの全貌を明らかに。
95年から始まったアンソロジー・プロジェクト、入手可能なブートレグの音源も含めて、一曲ごとに詳細な分析を行ったものです。

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著者について
1960年生まれ。ビートル・マニアとしては第二世代に属する。著者自身が様々な楽器を演奏し、現在も音楽活動を続けている。これらの知識と経験をもとに、まとめた本書は、小説投稿サイトにおいて、合計200,000PVの閲覧がされている。

ブログ:http://beatles-analyze.blog.jp/
by 八木彬夫 (2018-02-16 19:25) 

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