Air Supply, The One That You LoveのUSオリジナル [Allen Zentz Masteringの仕事]
梅雨明け間近で、いよいよ本格的に夏がやってくると思ったら、エア・サプライ(Air Supply)なんぞを聴きたくなった。
そんなわけで、先日、レコード・ショップをのぞいたときに、このUSオリジナル(Arista AL 9551)が転がっていたので拾ってきた。
1981年のアリスタなんで、ファースト・プレスは、このレーベルでいいはずだ。
シュリンクが完全に残ったステッカー付きジャケットに、インナースリーブも附属した、完品のファースト・プレスである。
まぁ、安レコなんだが(笑)
しかし、安レコだからといって、侮ってはいけない。
このUSオリジナル、実に良い音で鳴るのである。
「エア・サプライはオーストラリアのバンドだから、オリジナルはオーストラリア盤だろー」という声が聴こえてきそうだが、前作からアリスタと契約してアメリカに進出したんで、US盤がオリジナルでいいはずだ。
確かに録音はオーストラリアで行われているが、ミックスとマスタリングはカリフォルニアのALLEN ZENTZ RECORDINGだしね。
それは、インナースリーブにも明記されている。
送り溝には、MASTERED AT ALLEN ZENTZの刻印が刻まれているし、
その後には、クリス・ベルマン(Chris Bellman)のサインもしっかり刻まれている。
アリスタはNYに本拠を置く会社なので、東海岸産がオリジナルということになるのかもしれないが、このレコードはカリフォルニアでミックスとマスタリングが行われているし、エア・サプライといえばやっぱりカリフォルニアの音が似あうんで、西海岸産がいいんじゃないかと思う。
ってことで、ボクの手に入れた西海岸産(Monarch工場産のMatrix末尾はM-1/M-1)でいいのである(笑)
それにしても、甘くて、爽やかで、切ない音楽だよなぁ。
あの夏の日の思い出が、押し寄せてきてしまったよ・・・
そんなわけで、先日、レコード・ショップをのぞいたときに、このUSオリジナル(Arista AL 9551)が転がっていたので拾ってきた。
1981年のアリスタなんで、ファースト・プレスは、このレーベルでいいはずだ。
シュリンクが完全に残ったステッカー付きジャケットに、インナースリーブも附属した、完品のファースト・プレスである。
まぁ、安レコなんだが(笑)
しかし、安レコだからといって、侮ってはいけない。
このUSオリジナル、実に良い音で鳴るのである。
「エア・サプライはオーストラリアのバンドだから、オリジナルはオーストラリア盤だろー」という声が聴こえてきそうだが、前作からアリスタと契約してアメリカに進出したんで、US盤がオリジナルでいいはずだ。
確かに録音はオーストラリアで行われているが、ミックスとマスタリングはカリフォルニアのALLEN ZENTZ RECORDINGだしね。
それは、インナースリーブにも明記されている。
送り溝には、MASTERED AT ALLEN ZENTZの刻印が刻まれているし、
その後には、クリス・ベルマン(Chris Bellman)のサインもしっかり刻まれている。
アリスタはNYに本拠を置く会社なので、東海岸産がオリジナルということになるのかもしれないが、このレコードはカリフォルニアでミックスとマスタリングが行われているし、エア・サプライといえばやっぱりカリフォルニアの音が似あうんで、西海岸産がいいんじゃないかと思う。
ってことで、ボクの手に入れた西海岸産(Monarch工場産のMatrix末尾はM-1/M-1)でいいのである(笑)
それにしても、甘くて、爽やかで、切ない音楽だよなぁ。
あの夏の日の思い出が、押し寄せてきてしまったよ・・・
タグ:Air Supply
The Michael Schenker Group 1st [Allen Zentz Masteringの仕事]
<情報をいただいたので追記しました。>
<さらに画像をいただいたので追記しました。>
HR/HM系のレコードは、ときどき無性に聴きたくなることがあるが、熱心なファンというわけではないので、マイケル・シェンカー・グループ(The Michael Schenker Group)についても全アルバムを揃えているわけでもなければ、聴きこんでいるわけでもない。
ってことで、オリジナルを集めているということはまったくない(笑)
ただ、ファースト・アルバムについては、持っているのがドイツ再発盤一枚で、これがかなりねむい音だったので、そのうち買い替えたいとは思っていた。
それで、なんとなーく米盤(CHE 1302)を買ってみたのだが、これがかなりのアタリだった。
曲によってはMIXに不満があるものもあるのだが、マスタリング自体はとても良くて、実に良く鳴る。
もちろん米盤と言ってもいろいろありそうだが、ボクが手に入れたものは、おそらくファーストプレスで間違いないと思う。
レーベルは、1977年から使われている青白レーベルなので、これで正解だろう。
Matrix末尾は両面ともsm-1である。
マスタリングは、カリフォルニアのAllen Zentz Masteringで行われている。
CBの刻印があるので、エンジニアはChris Bellman(現在は、Bernie Grundman Masteringのエンジニア)だ。
CB刻印のすぐ下には、ミミズがのたくったような手書きのSがあって、コロンビアのサンタマリア工場産であることがわかる。
Matrix末尾のsmも、Santa Mariaの頭文字をとったものだろう。
西海岸マスタリングの西海岸プレスでMatrix末尾1だから、おそらくこれが米盤では一番良い音なんじゃないかと思う。
しかーし、このアルバムの録音・ミックスはロンドンのthe Wessex Studiosで行われている。
つまり、普通に考えれば、UK盤がオリジナルである。
ってことで、Discogsを見てみたのだが・・・
UK盤のとこにマスタリングやカッティングに関する情報がまったくないっ!
もう気になって仕方がないのである。
ってことで、誰かUKオリジナルを持っている方、教えてくださいませ m(_ _)m
<追記>
UKオリジナルのマスタリング&カッティング情報を紙ジャケ探検隊から教えてもらいました。
Runoutにはtimtomの刻印があるとのことで、CBSスタジオのTim Youngのカッティングとのことです。
情報提供ありがとうございました!
<追記2>
ささもたん@赤腹魔王さんから画像もいただいたので、追記します。
英盤はカタログ番号が米盤(CHE 1302)と少し違っていてCHR 1302なのだが、この画像を見るとCDL 1302になっていて興味深い。
Chrysalisのカタログでは、CDL 1301は同じ1980年8月リリースのJethro Tullの"A"だから、当初はこの後の番号を割り振られていたわけだ。
それが、どこかでCHRに変更されたということになる。
ってことは、CHRのHRは、やっぱりHR/HMのHRなのかな?
画像でもわかるように、提供された画像はMatrix末尾1のものだ。
そして、timtom-cbsの刻印。
そのうち英盤を手に入れられたら音の比較もしてみたいと思うが、何せ米盤の音が超気に入っているので、しばらくはこれを楽しみたいと思っている。
画像提供ありがとうございました!
<さらに画像をいただいたので追記しました。>
HR/HM系のレコードは、ときどき無性に聴きたくなることがあるが、熱心なファンというわけではないので、マイケル・シェンカー・グループ(The Michael Schenker Group)についても全アルバムを揃えているわけでもなければ、聴きこんでいるわけでもない。
ってことで、オリジナルを集めているということはまったくない(笑)
ただ、ファースト・アルバムについては、持っているのがドイツ再発盤一枚で、これがかなりねむい音だったので、そのうち買い替えたいとは思っていた。
それで、なんとなーく米盤(CHE 1302)を買ってみたのだが、これがかなりのアタリだった。
曲によってはMIXに不満があるものもあるのだが、マスタリング自体はとても良くて、実に良く鳴る。
もちろん米盤と言ってもいろいろありそうだが、ボクが手に入れたものは、おそらくファーストプレスで間違いないと思う。
レーベルは、1977年から使われている青白レーベルなので、これで正解だろう。
Matrix末尾は両面ともsm-1である。
マスタリングは、カリフォルニアのAllen Zentz Masteringで行われている。
CBの刻印があるので、エンジニアはChris Bellman(現在は、Bernie Grundman Masteringのエンジニア)だ。
CB刻印のすぐ下には、ミミズがのたくったような手書きのSがあって、コロンビアのサンタマリア工場産であることがわかる。
Matrix末尾のsmも、Santa Mariaの頭文字をとったものだろう。
西海岸マスタリングの西海岸プレスでMatrix末尾1だから、おそらくこれが米盤では一番良い音なんじゃないかと思う。
しかーし、このアルバムの録音・ミックスはロンドンのthe Wessex Studiosで行われている。
つまり、普通に考えれば、UK盤がオリジナルである。
ってことで、Discogsを見てみたのだが・・・
UK盤のとこにマスタリングやカッティングに関する情報がまったくないっ!
もう気になって仕方がないのである。
ってことで、誰かUKオリジナルを持っている方、教えてくださいませ m(_ _)m
<追記>
UKオリジナルのマスタリング&カッティング情報を紙ジャケ探検隊から教えてもらいました。
Runoutにはtimtomの刻印があるとのことで、CBSスタジオのTim Youngのカッティングとのことです。
情報提供ありがとうございました!
<追記2>
ささもたん@赤腹魔王さんから画像もいただいたので、追記します。
英盤はカタログ番号が米盤(CHE 1302)と少し違っていてCHR 1302なのだが、この画像を見るとCDL 1302になっていて興味深い。
Chrysalisのカタログでは、CDL 1301は同じ1980年8月リリースのJethro Tullの"A"だから、当初はこの後の番号を割り振られていたわけだ。
それが、どこかでCHRに変更されたということになる。
ってことは、CHRのHRは、やっぱりHR/HMのHRなのかな?
画像でもわかるように、提供された画像はMatrix末尾1のものだ。
そして、timtom-cbsの刻印。
そのうち英盤を手に入れられたら音の比較もしてみたいと思うが、何せ米盤の音が超気に入っているので、しばらくはこれを楽しみたいと思っている。
画像提供ありがとうございました!