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マトより大切なもの~The Who, My GenerationのUKオリジナル [アナログ・コレクターの覚書]

チャンレジャー大会とはいえ復帰戦でいきなり優勝という錦織選手に関する嬉しいニュース(もちろん、WOWOWのオンデマンドで全試合観戦した。)から10日ほど経ったが、今週からウインブルドンの予選が始まっている。
錦織選手は出場しないが、先日世界ランキング24位とキャリアハイを更新した西岡選手は当然ストレートインで、ダニエル選手は予選から本選出場を目指す。
で、一昨日、予選一回戦を突破。
予選なんて観戦できないと思っていたら、ウインブルドンのオフィシャルYouTubeチャンネルでフルで観られた(アーカイブがあるので今でも観られる)のはラッキーだった。
でも、今日のダニエル選手の予選二回戦はスタジアム・コートじゃないから、観られないんだろうな・・・

自分がテニスをする時間も増えているので、ホント、最近は、自由になる時間のほとんどをテニス関連で使っている気がする。
昔から好きだったけど、こんなにテニスが好きになるとは(笑)

さて、テニスの話題はこのぐらいにして、レコードの話をしよう。

昨日6月27日は、ザ・フー(The Who)のベーシストだったジョン・エントウィッスル(John Entwistle)の命日だったので、このレコードを引っ張り出して聴いていた。


20230628-01.jpg


1965年にリリースされたザ・フーのファースト・アルバム"My Generation"のUKオリジナル(Brunswick LAT 8616)である。

20数年前、オリジナル盤を集め始めた頃に入手したもので、確か当時は、初回マトについての情報はなかった(少なくともボクは知らなかった)。
うちのは1B/2Bなのだが、これが初回マトでいいのかなーと思っていたら、わりとすぐに、1B/1Bが存在するという情報が入ってきた。

うちの盤については、そこでセカンド・プレス判定をしたまま、現在に至る。
たまに1B/1Bの盤を買おうかなーと思うこともあるのだが、状態と価格のバランスで、購入に踏み切れるようなものにはなかなか出会わない。

で、昨日、なんとなくDiscogsを見ていたら、マトは1B/2Bでもいいんじゃないかって気がしてきた。
ストーンズ(The Rolling Stones)もそうだけど、DECCAはEMIと違って、ラッカーをバンバン切る。
"My Generation"だって、最初から、2枚のラッカーを切ってた可能性もあるんじゃないか。

うちの1B/2B盤のSide 1(マト1Bの方)のマザー/スタンパーは、2B/Iである(2BのBは逆さ打ちで、Dや0に見えるので、Discogsにある2Bや2Dや20の登録は全部同じものだと思う)。
Discogsには、Side 1のマザー/スタンパーがこれよりも進んでいる1B/1Bの盤も登録されているんである。
(ちなみに、Side 2のマト2Bの方のマザー/スタンパーは1/Cだ。)

それに、どうやら、Brunswickレーベルに3つのバリエーションがあって、ファースト・レーベル、セカンド・レーベル、サード・レーベルに区別できるらしいのだが、うちのは、その区別では、ファースト・レーベルなんである。


20230628-02.jpg


まず、上部リムが"ORIGINAL RECORDING AND LICENSED BY DECCA RECORDS INC. NEW YORK U.S.A."である。


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これは、セカンド・レーベルでも同じだが、サード・レーベルだと "Original recording and licensed by DECCA RECORDS a division of MCA Inc. New York U.S.A."にかわる。


それから、右側中央のレコード番号"LAT. 8616"の上に"M/T"というタックス・コードが印刷されている。


20230628-04.jpg


これはセカンド・レーベルではなくなり、サード・レーベルにもない。


さらに、左側中央にⓅ1965がある。


20230628-05.jpg


セカンド・レーベルでは、Ⓟ1965はレーベル下部に移動し、サード・レーベルも同じである。


マトに2Bが混じってても、このファースト・レーベルならファースト・プレスでいいんじゃないかなー

タグ:The Who
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