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HBD ニール~After the Gold RushのUSオリジナル [Neil Young]

11月12日はニール(Neil Young)の誕生日である。
今年は、このレコードを聴いてお祝していた。


20221112-01.jpg


1970年リリースの三作目のソロアルバム"After the Gold Rush"のUSオリジナル(Reprise Records RS 6383)である。

このレコードのファースト・プレスは、ツートン・レーベルから切り替わった直後(残余レーベル使用でツートン・レーベルも存在するのだが、Discogs上には、テレホート・プレスでしかも下記変遷の③のものしか登録されていない。)の最初のタン・レーベル(要するに、まだリムにワーナー・ロゴが入ってないもの。)なのだが、この最初のタン・レーベルの時代に、次のように変遷したと考えられている。

A面のみで示す。

①レーベル上のRS 6383の下が(31,009)で送り溝のマトがRE1
            ↓
②レーベル上のRS 6383の下が(31,009RE1)で送り溝のマトがRE1
            ↓
③レーベル上のRS 6383の下が(31,009RE2)で送り溝のマトがRE2


うちの盤は、これだ。


20221112-02.jpg


①である。
レアなファースト・プレスだぜ~と自慢したいところだが、まぁファースト・プレスには間違いないものの、それほどありがたがるものでもないんじゃないかと思う。
というのも、上記の変遷というのが、ちょっと違うんじゃないかと思うからである。

うちの盤はピットマン・プレスなのだが、Discogs上のプレス工場が確認できる15件の登録のうち、通常盤(つまりWLPではないもの)でレーベルにRE1がないものは、ピットマン・プレスしか登録されていない。
サンタマリア・プレスもWLPはレーベル上にRE1はないが、通常盤でレーベル上にRE1がないものは登録されていない。
テレホート・プレスになると、レーベル上にRE1がないものは、まったく登録されていない。

つまり、上記のように変遷したのはピットマン・プレスだけであって、サンタマリア・プレスでは①はWLPのみで通常盤は②から、テレホート・プレスも②からなんじゃないかと思うのだ。
ってことは、ピットマンの①というのは、サンタマリアやテレホートの②と同時期なんじゃないかと思うのである。

自分に都合よく考えて、ピットマンの①はサンタマリアのWLPと同時期という仮説も立てられないわけではないが、これは都合よく考えすぎよね(笑)

まぁ、Discogs未登録ってだけかもしれないので、サンタマリアやテレホ―ドの①が見つかれば、ボクの仮説は簡単に崩れちゃうんだけどさ(笑)

それにしても、このレコード、名盤だよねぇ・・・

タグ:Neil Young
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