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再びのFirst Time! [アナログ・コレクターの覚書]

2月26日(土)放送のジャズ・トゥナイト@NHK FMは、トレイン・ジャズ特集だったのだが、誰もが真っ先に思い浮かべるであろう"Take the 'A' Train"は、あえてオンエアしないというんである。

「じゃ、こっちで勝手に聴くわ。」とエリントンのレコードを引っ張り出したリスナーも多かったんじゃないだろうか(笑)

そんなわけで、ボクも引っ張り出した。


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「それはいいけど、にいさん、そのレコードのことは一月ほど前にも書いてたよ。ぼけたの?」って思った方も多いかもしれないが、実は、その後、ちょっと珍しいレコードを手に入れたんである。

先月紹介したのは1974年にCBS/SONYから出た再発日本盤(SOPM-161)(https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2022-01-18)だったが、新たに入手したのは、日本コロムビアから1962年にリリースされた初回盤(日本コロムビア YS-212)のテストプレスだ。


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USオリジナルが欲しかったのだが(いまでも欲しいのだが)、日本初回盤のテストプレスってのも、見つけてしまったら欲しくなるじゃないか。
それに、当時の日本盤て、クラシックなんかだと輸入メタルでプレスしてたりするのよね。
それを密かに期待していたのだが・・・


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読みは外れた。
US COLUMBIAのマトは、当時から、数字のマスター番号とアルファベットのラッカー番号を組み合わせた二桁マトだし、刻印の字体も違う。
このマトは、日本独自カッティングである。

しかも、両面あると思ったら、片面テストで、A面しかない。
まぁいいか。

テストプレスなんで、マザー/スタンパーは当然A-1である。


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CBS/SONYから出た再発でも十分に良い音だったが、さすが初回盤のテストプレスだけあって、鮮度感がだいぶ違う。
USオリジナルは聴いたことがないけど、遜色ない音を聴かせてくれているんじゃないかと思ったりする。
A面しかないけどさ。

ちなみに、片面テストプレスの反対側は、のっぺらぼうかと思いきや、こんな風になっている。


20220227-5.jpg


なんだか、ちょっと嬉しい(笑)


NO WAR PLEASE
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