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First Time! The Count Meets the Duke [アナログ・コレクターの覚書]

1月15日(土)放送のジャズ・トゥナイト@NHK FMは、ゴージャス・ジャズ(要するに大友良英さんがゴージャスだと感じるジャズ)特集だったのだが、個人的にはいまひとつピンとこない選曲のなかで、「ありゃ確かにゴージャス以外の何物でもないな」と納得したのは、"First Time! The Count Meets the Duke"からの"To You"だった。

ビック・バンドはほとんど聴かないボクでも、昔、ビック・ネームが二つ並んだそのゴージャスさに惹かれて買ってみたのだ(笑)
そんなテキトーな理由で買ったものなので、USオリジナルでもなんでもなく、日本盤のしかも1974年にCBS/SONYから出た再発盤(SOPM-161)である。


20220117-1.jpg


再発盤のせいか、タイトルもいい加減で、ジャケットの表裏はオリジナル・ジャケットを使用しているから"The Count Meets the Duke"になっているが、背表紙とレーベルは"The Duke Meets the Count"になっている。
インサートは正しく"The Count Meets the Duke"になっているので、背表紙とレーベルのタイトルは、あえて逆にしたわけではなく、たぶんただの間違いだろう(笑)

まぁ、でも、音は悪くない。
こりゃ、リマスターCDより良いんじゃないかと思ったので、ちょっと聴き比べてみたいなと思ったのだが、あいにくCDは持っていない。
そこで、ハタと思いついた。
Apple Musicにロスレスがあれば、リマスターCDと同じ音源なんじゃ?

早速Apple Musicで検索してみると、ロスレス配信されている。
ラッキー♪

で、聴き比べてみたところ、音質的に手持ちのアナログのほうが優位なのは思った通りだったのだが、どう聴いてもミックス違いにしか聴こえないのである。
たとえば、一曲目"Battle Royal"の冒頭からリズムを刻んでいるシンバルは、アナログでは右チャンネルに定位しているが、Apple Musicの配信音源ではセンターに定位している。

ところが、いくら調べても、リミックスされたという情報が見つからない。
どういうこと?

なにかご存知の方、ぜひ教えてくださいませm(_ _)m

ちなみに、Apple Musicにはもうひとつ"ARCHIVEMUSICREVISITED2207"というのがついた"First Time"があるのだが、こちらはLRが逆である(LRをひっくり返せば、うちのアナログと定位は同じだと思う)。

もう、なんだか、グチャグチャなんである(笑)

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