Melody Gardot, Philippe Powell – Entre Eux Deuxのアナログ盤 [JAZZ]
2月2日はメロディ・ガルド―(Melody Gardot)の誕生日でもあったらしい。
ってことで、一日遅れになったが、昨年5月にリリースされた現時点での最新作"Entre Eux Deux"を、ターンテーブルに載せた。
ピアニストのフィリップ・パウエル(Philippe Powell)とのデュオ作品である。
艶やかで情感豊かなボーカルがピアノと絡み合って、夜に溶けてゆく。
そんな感じ?(笑)
ところで、このレコード、Discogsを見ると、EU盤に二種類あることがわかる。
Decca 3892150というレコード番号のものと、Decca 4508551というレコード番号のものだ。
レーベル上のSide表記が、前者はSIDE A/SIDE Bなのに対して、後者はFACE A/FACE Bなので、前者はEU共通盤で、後者はフランス国内流通盤という違いだろうか?
カッティングとかプレス工場とか違ったりするのかなぁ?
ヒジョーに気になるのだ。
このレコード、ものすごーく際立った特徴があるので、なおさら気になるのである。
でも、そう言えば、TLでも話題にのぼったことがないな・・・
うちのはDecca 3892150の方で、たぶん、日本で普通に買ったらこっちだと思うのだが、まさか、うちのだけが変なのかな?
ものすごーく際立った特徴というのは、送り溝にまったく刻印がないのである。
ちなみに、内ジャケットには、Abbey Road StudiosのSimon Gibsonがマスタリングしたというクレジットがあるが、Simon Gibsonはアナログのカッティングをするようなエンジニアではなさそうなので、彼がマスタリングしたのはCDだけで、アナログは別のところでマスタリング/カッティングが行われたのだと思う。
しかし、この送り溝では、手がかりは皆無だ。
あなたのおうちの"Entre Eux Deux"の送り溝はどうなってますか?
ってことで、一日遅れになったが、昨年5月にリリースされた現時点での最新作"Entre Eux Deux"を、ターンテーブルに載せた。
ピアニストのフィリップ・パウエル(Philippe Powell)とのデュオ作品である。
艶やかで情感豊かなボーカルがピアノと絡み合って、夜に溶けてゆく。
そんな感じ?(笑)
ところで、このレコード、Discogsを見ると、EU盤に二種類あることがわかる。
Decca 3892150というレコード番号のものと、Decca 4508551というレコード番号のものだ。
レーベル上のSide表記が、前者はSIDE A/SIDE Bなのに対して、後者はFACE A/FACE Bなので、前者はEU共通盤で、後者はフランス国内流通盤という違いだろうか?
カッティングとかプレス工場とか違ったりするのかなぁ?
ヒジョーに気になるのだ。
このレコード、ものすごーく際立った特徴があるので、なおさら気になるのである。
でも、そう言えば、TLでも話題にのぼったことがないな・・・
うちのはDecca 3892150の方で、たぶん、日本で普通に買ったらこっちだと思うのだが、まさか、うちのだけが変なのかな?
ものすごーく際立った特徴というのは、送り溝にまったく刻印がないのである。
ちなみに、内ジャケットには、Abbey Road StudiosのSimon Gibsonがマスタリングしたというクレジットがあるが、Simon Gibsonはアナログのカッティングをするようなエンジニアではなさそうなので、彼がマスタリングしたのはCDだけで、アナログは別のところでマスタリング/カッティングが行われたのだと思う。
しかし、この送り溝では、手がかりは皆無だ。
あなたのおうちの"Entre Eux Deux"の送り溝はどうなってますか?
HBD クリフォード・ブラウン~Clifford Brown Ensemble Featuring Zoot Sims [JAZZ]
10月30日がクリフォード・ブラウン(Clifford Brown)の誕生日だったので、一日遅れたが、今年はこのレコードを聴いてお祝いしていた。
1954年の夏に録音された(裏ジャケにCopyright 1955とあるので、リリースは1955年のようだ。)10インチ盤"Clifford Brown Ensemble Featuring Zoot Sims"(Pacific Jazz PJLP 19)である。
一曲追加されて1960年にリリースされたLP"Jazz Immortal"のほうが知名度が高いが、追加された"Bones For Zoot"にはブラウニーは参加していないというトホホ盤なので、オリジナルの10インチで聴かなきゃいけなんである。
いやぁ、やっぱり、彼のトランペットは格別だなぁ。
ウエスト・コースト・ジャズをやっているブラウニーというのも、なかなか乙なものである。
この10インチ盤と同時期にClifford Brown and Max Roach Quintetの10インチ盤(EmArcy MG-26043)も録音されていて、パシフィックの録音が7月12日と8月13日なのに対して、エマーシーの録音は8月2日・3日・6日である。
パシフィックの2回の録音の間に、エマーシーの録音が行われたわけだ。
それどころか、パシフィックの録音のためにスタジオに入った日も、夜はマックス・ローチとライブをやっていたようで、ニック・カタラーノ著(川嶋文丸訳)『クリフォード・ブラウン 天才トランぺッターの生涯』164頁には、昼間スタジオに入ってウエスト・コースト・ジャズをやり、夜はイースト・コースト・ジャズのライブをやっていたブラウニーに対して、どうしてそんなことができるのか不思議でならなかった、というような、彼の妻ラルーの言葉が紹介されている。
まぁ、ブラウニーは、正真正銘の天才だったってことだよね。
さて、このパシフィックの10インチ盤だが、Discogsにも送り溝情報が登録されていない。
うちの盤の送り溝はすべて手書きで、次の通りである。
LP-PJ-348438 △1530
LP-PJ-439 △1529
Side 1?(レーベルにもSide表記がないが、一応数字が若い方をSide 1かなと)はマスターテープ番号を間違えて訂正してある。
末尾はない。
△1530とか△1529は、メッキ処理番号だろうか?
そうだとすると、Side 1より先にSide 2のメッキ処理が行われたってことか?
△に数字というと、西海岸なんで、モナーク工場プレスの可能性もある。
よく知ってるモナークのメッキ処理番号だと、Side 1とSide 2は同じで、Side 2のほうに×がついているのだが、1950年代は違ってた可能性もあるんじゃないかと。
MR刻印はないんだけどね。
1954年の夏に録音された(裏ジャケにCopyright 1955とあるので、リリースは1955年のようだ。)10インチ盤"Clifford Brown Ensemble Featuring Zoot Sims"(Pacific Jazz PJLP 19)である。
一曲追加されて1960年にリリースされたLP"Jazz Immortal"のほうが知名度が高いが、追加された"Bones For Zoot"にはブラウニーは参加していないというトホホ盤なので、オリジナルの10インチで聴かなきゃいけなんである。
いやぁ、やっぱり、彼のトランペットは格別だなぁ。
ウエスト・コースト・ジャズをやっているブラウニーというのも、なかなか乙なものである。
この10インチ盤と同時期にClifford Brown and Max Roach Quintetの10インチ盤(EmArcy MG-26043)も録音されていて、パシフィックの録音が7月12日と8月13日なのに対して、エマーシーの録音は8月2日・3日・6日である。
パシフィックの2回の録音の間に、エマーシーの録音が行われたわけだ。
それどころか、パシフィックの録音のためにスタジオに入った日も、夜はマックス・ローチとライブをやっていたようで、ニック・カタラーノ著(川嶋文丸訳)『クリフォード・ブラウン 天才トランぺッターの生涯』164頁には、昼間スタジオに入ってウエスト・コースト・ジャズをやり、夜はイースト・コースト・ジャズのライブをやっていたブラウニーに対して、どうしてそんなことができるのか不思議でならなかった、というような、彼の妻ラルーの言葉が紹介されている。
まぁ、ブラウニーは、正真正銘の天才だったってことだよね。
さて、このパシフィックの10インチ盤だが、Discogsにも送り溝情報が登録されていない。
うちの盤の送り溝はすべて手書きで、次の通りである。
LP-PJ-
LP-PJ-439 △1529
Side 1?(レーベルにもSide表記がないが、一応数字が若い方をSide 1かなと)はマスターテープ番号を間違えて訂正してある。
末尾はない。
△1530とか△1529は、メッキ処理番号だろうか?
そうだとすると、Side 1より先にSide 2のメッキ処理が行われたってことか?
△に数字というと、西海岸なんで、モナーク工場プレスの可能性もある。
よく知ってるモナークのメッキ処理番号だと、Side 1とSide 2は同じで、Side 2のほうに×がついているのだが、1950年代は違ってた可能性もあるんじゃないかと。
MR刻印はないんだけどね。
John Coltrane, Coltrane in Japan [JAZZ]
9月23日はコルトレーン(John Coltrane)の誕生日ということで、1日遅れだが何か聴こうと考えているとき、ふっと、買ったとき一度聴いて、「こりゃ、ついていけないわ・・・」と、そのまま棚の肥やしになってしまったレコードに、もう一度挑戦してみようと思い立った。
亡くなる1年前の1966年7月に行われた来日公演をおさめた3枚組(ただし3枚目は片面のみ)のライブ・アルバム"Coltrane in Japan"(東芝音工 IMR-9036C)である。
もともと放送用に録音されたもので、没後、妻アリスの許諾を得てレコード化されたものなので、リリースは1973年だ。
正直なところ、1枚目のSide 1で挫折するかと思っていたのだが、十分に楽しみながら、2枚半聴ききってしまった。
演奏内容が十分に理解できたというわけではない。
自分の中の型にはめて聴くのではなく、スピーカーから流れ出す音に、ただただ身をゆだねていると、見えてくる景色があるというか、浮かんでくるイメージがあるというか・・・
これもまた、音楽を聴くという体験なのだなと思ったのである。
このレコード、送り溝を見ると、当時の3枚組ボックス・セットの製造事情が垣間見えておもしろい。
うちの盤の送り溝に刻まれたPMとマトは次のようになっている。
Side 1: 3-6W 7W 1S 4
Side 2: 2S 9
Side 3: 3-6W 1S 2
Side 4: 1S 5
Side 5: 3-7W 1S 3
スタンパーの若さから考えて、うちのは初回盤だろう。
日本盤のリリースは、おそらく、1973年7月下旬だと思われる。
1枚目のPMが二重打ちになっているのは、たぶん、Side 2のラッカー切りなおしが行われたせいだ。
発売前月の73年6月下旬からプレスが始まり、1枚目は、最初両面1Sでプレスされた。
ところが、Side 2の1Sに何らかの問題が見つかり、ラッカーが切りなおされて、発売月の7月に入ってから、1S/2Sで再度プレスされた。
だから、PMが二重打ちなのだ。
2枚目の初回プレスは6月中にプレスが終わったが、3枚目は7月に入ってからのプレスになった。
つまり、3枚組のボックス・セットを製造する場合、1枚目から3枚目までを平行してプレスするのではなく、1枚目から順に必要枚数をプレスしていったのだと思われる。
で、1枚目は、ラッカー切りなおしが生じたために、7月に入ってから再度プレスしなけれならなくなったんだろう。
まぁ、だからなに?って話だけどさ(笑)
と、こんなことを考えていたら、ファラオ・サンダース(Pharoah Sanders)の訃報が・・・
このレコードを聴こうと思ったのは、虫の知らせってやつだったのか?
R.I.P.
亡くなる1年前の1966年7月に行われた来日公演をおさめた3枚組(ただし3枚目は片面のみ)のライブ・アルバム"Coltrane in Japan"(東芝音工 IMR-9036C)である。
もともと放送用に録音されたもので、没後、妻アリスの許諾を得てレコード化されたものなので、リリースは1973年だ。
正直なところ、1枚目のSide 1で挫折するかと思っていたのだが、十分に楽しみながら、2枚半聴ききってしまった。
演奏内容が十分に理解できたというわけではない。
自分の中の型にはめて聴くのではなく、スピーカーから流れ出す音に、ただただ身をゆだねていると、見えてくる景色があるというか、浮かんでくるイメージがあるというか・・・
これもまた、音楽を聴くという体験なのだなと思ったのである。
このレコード、送り溝を見ると、当時の3枚組ボックス・セットの製造事情が垣間見えておもしろい。
うちの盤の送り溝に刻まれたPMとマトは次のようになっている。
Side 1: 3-6W 7W 1S 4
Side 2: 2S 9
Side 3: 3-6W 1S 2
Side 4: 1S 5
Side 5: 3-7W 1S 3
スタンパーの若さから考えて、うちのは初回盤だろう。
日本盤のリリースは、おそらく、1973年7月下旬だと思われる。
1枚目のPMが二重打ちになっているのは、たぶん、Side 2のラッカー切りなおしが行われたせいだ。
発売前月の73年6月下旬からプレスが始まり、1枚目は、最初両面1Sでプレスされた。
ところが、Side 2の1Sに何らかの問題が見つかり、ラッカーが切りなおされて、発売月の7月に入ってから、1S/2Sで再度プレスされた。
だから、PMが二重打ちなのだ。
2枚目の初回プレスは6月中にプレスが終わったが、3枚目は7月に入ってからのプレスになった。
つまり、3枚組のボックス・セットを製造する場合、1枚目から3枚目までを平行してプレスするのではなく、1枚目から順に必要枚数をプレスしていったのだと思われる。
で、1枚目は、ラッカー切りなおしが生じたために、7月に入ってから再度プレスしなけれならなくなったんだろう。
まぁ、だからなに?って話だけどさ(笑)
と、こんなことを考えていたら、ファラオ・サンダース(Pharoah Sanders)の訃報が・・・
このレコードを聴こうと思ったのは、虫の知らせってやつだったのか?
R.I.P.
Quincy Jones, Walking in SpaceのUSオリジナル [JAZZ]
3月14日はクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)の誕生日である。
彼がアレンジャーとかプロデューサーとして参加した作品は、棚を探せば山ほど出てきそうだが(なにしろ確実にボクの無人島盤の一枚であるHelen Merrill with Clifford Brownのアレンジも彼である)、彼名義のレコードとなると3枚ぐらいしか持っていない。
今宵は、そのうちの1枚、"Walking in Space"のUSオリジナル(A&M Records CTI Records SP-3023)を聴いていた。
ブラウン・レーベルで、マトは3045-1/3046と、Side 1は末尾1でSide 2は末尾なしだ。
モナーク工場プレスで、もちろんVAN GELDER刻印も両面に刻まれている。
これが初回盤でいいんじゃないかと思う。
送り溝には、両面に8-9-69という日付も刻まれている。
RVGには日付を刻む習慣はないし、モナーク工場でも日付を刻むルールはないので、(おそらくマザー製造までの)メッキ処理を担当したAudio Matrix, Inc.のルールなのだろう。
送り溝には、ミジンコみたいに小さな文字でAudioMatrix刻印もある。
Wikipediaでもこのレコードのリリース日は不明とされているが、メッキ処理が8月頭ということは、8月か9月にはリリースされたんじゃないかと思う。
このレコード、3年ほど前に、ランブリンボーイズさんから「聴くべし!」と言われて、それから間もなく入手したものだが、ローランド・カーク(Roland Kirk)が参加しているということも、ランブリンボーイズさんがこのレコードを推薦した理由の一つなのかもしれない。
ローランド・カークといえば、3月12日のジャズ・トゥナイト@NHK FMが、ローランド・カーク特集のアンコール放送だった。
最初の放送のときにはまだジャズ・トゥナイトを聴いていなかったので、このローランド・カーク特集、初めて聴いたのだが、演奏の素晴らしさにくわえて、大友良英さんがあまりにも熱く語るもんだから、「ローランド・カークもそのうちちゃんと聴かなきゃなー」という程度の気持だったのが、いまや「大友良英さんの解説をガイドに、とりあえずサブスクで聴いて、とくに気に入ったものはオリジナルを手に入れよう」という気持ちに変わっている。
そんな風にローランド・カーク熱が高まってきたこともあって、今宵のレコードとして、"Walking in Space"を選んだのであった。
そういえば、ランブリンボーイズさんの「聴くべし!」にハルちゃんも返事してたけど、入手したのかしらん?
NO WAR PLEASE
彼がアレンジャーとかプロデューサーとして参加した作品は、棚を探せば山ほど出てきそうだが(なにしろ確実にボクの無人島盤の一枚であるHelen Merrill with Clifford Brownのアレンジも彼である)、彼名義のレコードとなると3枚ぐらいしか持っていない。
今宵は、そのうちの1枚、"Walking in Space"のUSオリジナル(A&M Records CTI Records SP-3023)を聴いていた。
ブラウン・レーベルで、マトは3045-1/3046と、Side 1は末尾1でSide 2は末尾なしだ。
モナーク工場プレスで、もちろんVAN GELDER刻印も両面に刻まれている。
これが初回盤でいいんじゃないかと思う。
送り溝には、両面に8-9-69という日付も刻まれている。
RVGには日付を刻む習慣はないし、モナーク工場でも日付を刻むルールはないので、(おそらくマザー製造までの)メッキ処理を担当したAudio Matrix, Inc.のルールなのだろう。
送り溝には、ミジンコみたいに小さな文字でAudioMatrix刻印もある。
Wikipediaでもこのレコードのリリース日は不明とされているが、メッキ処理が8月頭ということは、8月か9月にはリリースされたんじゃないかと思う。
このレコード、3年ほど前に、ランブリンボーイズさんから「聴くべし!」と言われて、それから間もなく入手したものだが、ローランド・カーク(Roland Kirk)が参加しているということも、ランブリンボーイズさんがこのレコードを推薦した理由の一つなのかもしれない。
ローランド・カークといえば、3月12日のジャズ・トゥナイト@NHK FMが、ローランド・カーク特集のアンコール放送だった。
最初の放送のときにはまだジャズ・トゥナイトを聴いていなかったので、このローランド・カーク特集、初めて聴いたのだが、演奏の素晴らしさにくわえて、大友良英さんがあまりにも熱く語るもんだから、「ローランド・カークもそのうちちゃんと聴かなきゃなー」という程度の気持だったのが、いまや「大友良英さんの解説をガイドに、とりあえずサブスクで聴いて、とくに気に入ったものはオリジナルを手に入れよう」という気持ちに変わっている。
そんな風にローランド・カーク熱が高まってきたこともあって、今宵のレコードとして、"Walking in Space"を選んだのであった。
そういえば、ランブリンボーイズさんの「聴くべし!」にハルちゃんも返事してたけど、入手したのかしらん?
NO WAR PLEASE
HBD ウェス [JAZZ]
金曜日に新型コロナ・ワクチンを接種した副反応(熱は37度とほとんど出なかったが、接種部位の上腕部がかなり痛んだうえ、全身が鉛のように重かった)が翌日に出て、昨日は完全にダウンしていたが、夕方くらいから回復してきて、まだ上腕部の鈍い痛みが軽く残ってはいるものの、体調的には今日はすっかり復活である。
3月6日はウェス・モンゴメリー(Wes Montgomery)の誕生日だということなので、このレコードを聴くことにしよう。
A&M Records内のレーベルとしてCTIが創設された際の第一弾"A Day in the Life"である。
これは、USオリジナルMONO(A&M CTI LP-2001)のWLPだ。
このレコードを入手した経緯はすでに記事にしたことがあるが(https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2020-09-06をどうぞ)、そこでも書いたように、初盤道で取り上げられたことがあるアントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)の"Wave"もやはり第一弾で、両者は双子のようなアルバムである。
"Wave"の方は未だに聴いたことないのだが(笑)、"A Day in the Life"の方は個人的にとても思い入れのあるレコードで、MONOとSTEREO両方ともUSオリジナルのWLPを持っている。
って、ジャケット並べただけじゃ、プロモステッカーもプロモスタンプもないので(STEREOの方は、裏にAUDITION RECORDのスタンプはあるが)、WLPだってわからないよね(笑)
まぁ、STEREOの方のWLPも、すでにUSオリジナル初盤の見分け方の記事(https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2019-04-29をどうぞ)で紹介しているのでいいかなと。
美品コレクターには理解できないだろうけど、このちょっと草臥れたジャケットが、味わい深い吸い殻ジャケに絶妙にマッチするエイジド感を醸し出していて、ボクはとても気に入っている。
MONOのWLPを入手したときの記事に書いたように、この頃の典型的なジャケットの作り方は、下にずらして裁断すれば上にステレオ表記が現れ、上にずらして裁断すれば下にモノラル表記が現れるという形になっている。
背表紙を並べてみると、それがよくわかる。
MONOの方のジャケットがかなりのワイドスパインになっているが、これは意図的なんだろうか?
つまり、MONOとSTEREOで背表紙の広さを意図的に変えたんだろうか?
MONOの図太い感じはワイドスパインのイメージに、STEREOのスタイリッシュな感じはナロースパインのイメージに合致すると言われれば、そんな気がしないでもない。
まぁ、でも、ワイドスパインで有名なImpulse!ではSTEREOも普通にワイドスパインだし、気のせいか(笑)
NO WAR PLEASE
3月6日はウェス・モンゴメリー(Wes Montgomery)の誕生日だということなので、このレコードを聴くことにしよう。
A&M Records内のレーベルとしてCTIが創設された際の第一弾"A Day in the Life"である。
これは、USオリジナルMONO(A&M CTI LP-2001)のWLPだ。
このレコードを入手した経緯はすでに記事にしたことがあるが(https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2020-09-06をどうぞ)、そこでも書いたように、初盤道で取り上げられたことがあるアントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)の"Wave"もやはり第一弾で、両者は双子のようなアルバムである。
"Wave"の方は未だに聴いたことないのだが(笑)、"A Day in the Life"の方は個人的にとても思い入れのあるレコードで、MONOとSTEREO両方ともUSオリジナルのWLPを持っている。
って、ジャケット並べただけじゃ、プロモステッカーもプロモスタンプもないので(STEREOの方は、裏にAUDITION RECORDのスタンプはあるが)、WLPだってわからないよね(笑)
まぁ、STEREOの方のWLPも、すでにUSオリジナル初盤の見分け方の記事(https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2019-04-29をどうぞ)で紹介しているのでいいかなと。
美品コレクターには理解できないだろうけど、このちょっと草臥れたジャケットが、味わい深い吸い殻ジャケに絶妙にマッチするエイジド感を醸し出していて、ボクはとても気に入っている。
MONOのWLPを入手したときの記事に書いたように、この頃の典型的なジャケットの作り方は、下にずらして裁断すれば上にステレオ表記が現れ、上にずらして裁断すれば下にモノラル表記が現れるという形になっている。
背表紙を並べてみると、それがよくわかる。
MONOの方のジャケットがかなりのワイドスパインになっているが、これは意図的なんだろうか?
つまり、MONOとSTEREOで背表紙の広さを意図的に変えたんだろうか?
MONOの図太い感じはワイドスパインのイメージに、STEREOのスタイリッシュな感じはナロースパインのイメージに合致すると言われれば、そんな気がしないでもない。
まぁ、でも、ワイドスパインで有名なImpulse!ではSTEREOも普通にワイドスパインだし、気のせいか(笑)
NO WAR PLEASE