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インディアン・ウェルズ1回戦 [テニス]

インディアン・ウェルズ大会が始まった。
マスターズ1000の大きな大会である。

公式Webサイトの出場選手リストに錦織選手の名前は出ていたのだが、1回戦からアンディ・マレー選手と当たるというタフなドローだったサンディエゴ大会では、ゲーム直前で腰痛のため棄権だったので、このインディアン・ウェルズ大会も本当に出場できるのか、とても心配だった。

いや、ホント、錦織選手がコートに登場するまで心配していた(笑)

1回戦の対戦相手はポルトガルのジョアン・ソウザ選手で、現在のランキングこそ182位だが、自己最高は28位だから、決してあなどれない選手である。

実際、ファースト・セットは、タイブレークのすえに落としてしまった。

試合後のインタビューで、遅いサーフェスへの対応が難しかったようなことを言っていたが、確かにテレビで観ていても遅さがはっきりわかるサーフェスだった。
錦織選手にしたら、全米オープンから一か月ぶりの実戦で、ゲーム勘がつかみきれない中でのサーフェスへの対応というのは、難しかったのかもしれない。
タイブレークの落とし方を見ていると、そんな感じがした。

サーフェスへの対応という意味ではソウザ選手も同じじゃないかと思う人もいるかもしれないが、彼は予選からの出場だから、そのぶんサーフェスに慣れる時間があったんじゃないかと思う。

ってことで、ファースト・セットは落としたのだが、セカンド・セット以降は(サード・セットではブレイク合戦もあったが)本来のテニスを取り戻した錦織選手が、フルセットのすえ、勝利をおさめた。
試合時間は2時間22分とちょっとかかってしまったが、久しぶりの試合なので、ゲーム勘を取り戻すにはよかったんじゃないかと思う。
怪我の影響というのはあまりなかったように思うのだが、どうなんだろう?

2回戦の相手は、ランキング22位で第18シードのダニエル・エバンズ選手だ。
錦織選手が、この遅いサーフェスの方が戦いやすいというようなことを言っていたので、期待して観戦することにしよう。

タグ:錦織圭
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