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Michèle Bernard, Le Kiosque [FRENCH SSW]

10月1日放送のKitristime(キトリスタイム)@a STATION FM京都は、Babiさんの『シノワズリ』(Babiさんは日本のミュージシャンですが、この曲はおもちゃ箱をひっくり返したようなフレンチ・ポップ風味)とか、ムルージ(Mouloudji)の"Cinématographe"とかが流れて、何気にフレンチな空気が流れていた。

で、なんとなくこのレコードを思い出したので、ターンテーブルに載せた。


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ミシェル・ベルナール(Michèle Bernard)というフランスのSSWの"Le Kiosque"というアルバムだ。
1978年リリースで、これが彼女のファースト・アルバムのようだ。

彼女のことはボクもよく知らない。
何年か前に、街角にある公園の風景に彼女のポートレートを二重露光で重ねるという雰囲気のある素敵なジャケットに一目惚れした。
まさにジャケ買いしたレコードで、そのときに初めて彼女のことも知ったのだ。

1947年生まれでまもなく74歳になる彼女だが、1970年代から現在に至るまで音楽活動を続けいてるようで、フランス語版WIKIによると、この9月にもステージに立ったようだ。

まぁ、ボクはこのレコードしか知らないのだが、この裏ジャケット写真のように、フランスのどこか街角で演奏されているような、フレンチ・ポップというかフォークというか、そんな音楽がおさめられていて、このレコードにはなんだか妙に惹かれてしまう。


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彼女はボーカルのほかに、アコーディオンとピアノを演奏するのだが、アコーディオンの音色って、ほんとフランスの街角に合うよねぇ。


音源自体はサブスクで気軽に聴けるので、興味のある方は、お試しくださいな。

このアルバム自体は見つかりませんが、初期のアルバムを集めた"Mes premiers vinyls"という編集盤が2002年にリリースされていて、それはSpotifyにもApple Musicにも置いてあります。
この編集盤の1曲目から11曲目までが、"Le Kiosque"に収録されていた曲です。


<追記>
本日10月3日がウディ・ガスリー(Woody Guthrie)の命日だと、TLに教えてもらったのだが、このレコードの前所有者もガスリーさんだった。

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ただそれだけのことなのだが、こういう偶然の一致って、なんとなく書きとめておきたいと思うよね(笑)

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