Matching MoleファーストのUKオリジナル~英CBSプレスのこと [アナログ・コレクターの覚書]
前の記事でマッチング・モウル(Matching Mole)ファーストのスタンパー情報を募ったところ、6枚分の情報が集まった。
といっても、B面A1~A9の情報は一つもなく、A10だというのが3枚分、ほかにはA14、A15、A17というものだった。
しかし、集まった情報のうち3枚が、ボクの持っているのとまったく同じスタンパー・ナンバー(A面がA1でB面A10)ってのも不思議である。
なんだか、初回プレスは、全部このスタンパーの組み合わせだった気がしてきた(笑)
とはいえ、サンプル数が少ないので、なお情報収集継続中である。
このレコードのUKオリジナルをお持ちの方は、ぜひ送り溝を見て、情報をご提供くださいm(_ _)m
一応、手持ち盤の情報開示をしておこう。
レーベルはオレンジである。
英CBSのレーベルは1974年からイエロー・オレンジに変わるはずなので、1972年リリースのマッチング・モウル・ファーストの初盤は、このオレンジ・レーベルということになる。
ジャケットは、初期はテクスチャーで、後にプレーンになる。
ボクのはもちろんテクスチャーだ。
さらに、テクスチャー・ジャケットでも茶色の濃いのと薄いのがあって、濃い方が初期だとのこと。
うちのはそこまで濃くはない。
微妙だなぁ(笑)
そうそう、インナースリーブは、ジャケットを描いたALAN CRACKNELLがデザインした緑色の汎用CSが初期盤の一部にはついていたそうだが、これはちょっとレアらしい。
うちの盤には、1971年頃に使用されたと思われる汎用CSが付属していたが、入れ替えられたものの可能性もあるので、ここでは紹介しないでおこう。
マトはA2/B1だ。
英CBSのマトは、かすれて消えかかっているようなものが多いが、このレコードのマトは実にはっきりとしている。
A面のマザー/スタンパーはA1で、最初に作られたスタンパーであることに間違いないだろう。
問題はB面のマザー/スタンパーである。
A10だが、10ではなく1Cじゃないかという意見もあった。
確かに見た目はCだが、これはやっぱり10だと思う。
で、どうして、ボクがB面のA1~A9のスタンパーが存在しないと思うのかというと、英CBSプレスはメッキ処理が下手くそで、しばしばスタンパーの製造に失敗し、廃棄されるものが多かったんじゃないかと思っているからである。
マトの紹介のところで書いたように、英CBSのマトは、かすれて消えかかっているようなものが多い。
このかすれは、おそらくメッキ処理のプロセスで生じるものだろう。
マトがこれだけかすれているのだから、溝にもそれなりに影響はあるはずだ。
英CBSのレコードでは、しばしば眠い音の盤にあたるが、そういう盤ではだいたいマトがかすれまくっている。
爆発的に売れたレコードでは、十分にチェックせずにプレスにまわしてしまうことがあったんじゃないかと、かすれたマトを見ながら考えてしまうのである。
他方、そんなに爆発的には売れなかったレコードでは、わりとちゃんとスタンパーのチェックをしていたとすると、ボツで廃棄されるスタンパーも当然増える。
で、最初にオッケーが出たスタンパーが10番目に作ったものだった、なーんてことも起きたんじゃないかと思うわけである。
まぁ、妄想だけどね(笑)
といっても、B面A1~A9の情報は一つもなく、A10だというのが3枚分、ほかにはA14、A15、A17というものだった。
しかし、集まった情報のうち3枚が、ボクの持っているのとまったく同じスタンパー・ナンバー(A面がA1でB面A10)ってのも不思議である。
なんだか、初回プレスは、全部このスタンパーの組み合わせだった気がしてきた(笑)
とはいえ、サンプル数が少ないので、なお情報収集継続中である。
このレコードのUKオリジナルをお持ちの方は、ぜひ送り溝を見て、情報をご提供くださいm(_ _)m
一応、手持ち盤の情報開示をしておこう。
レーベルはオレンジである。
英CBSのレーベルは1974年からイエロー・オレンジに変わるはずなので、1972年リリースのマッチング・モウル・ファーストの初盤は、このオレンジ・レーベルということになる。
ジャケットは、初期はテクスチャーで、後にプレーンになる。
ボクのはもちろんテクスチャーだ。
さらに、テクスチャー・ジャケットでも茶色の濃いのと薄いのがあって、濃い方が初期だとのこと。
うちのはそこまで濃くはない。
微妙だなぁ(笑)
そうそう、インナースリーブは、ジャケットを描いたALAN CRACKNELLがデザインした緑色の汎用CSが初期盤の一部にはついていたそうだが、これはちょっとレアらしい。
うちの盤には、1971年頃に使用されたと思われる汎用CSが付属していたが、入れ替えられたものの可能性もあるので、ここでは紹介しないでおこう。
マトはA2/B1だ。
英CBSのマトは、かすれて消えかかっているようなものが多いが、このレコードのマトは実にはっきりとしている。
A面のマザー/スタンパーはA1で、最初に作られたスタンパーであることに間違いないだろう。
問題はB面のマザー/スタンパーである。
A10だが、10ではなく1Cじゃないかという意見もあった。
確かに見た目はCだが、これはやっぱり10だと思う。
で、どうして、ボクがB面のA1~A9のスタンパーが存在しないと思うのかというと、英CBSプレスはメッキ処理が下手くそで、しばしばスタンパーの製造に失敗し、廃棄されるものが多かったんじゃないかと思っているからである。
マトの紹介のところで書いたように、英CBSのマトは、かすれて消えかかっているようなものが多い。
このかすれは、おそらくメッキ処理のプロセスで生じるものだろう。
マトがこれだけかすれているのだから、溝にもそれなりに影響はあるはずだ。
英CBSのレコードでは、しばしば眠い音の盤にあたるが、そういう盤ではだいたいマトがかすれまくっている。
爆発的に売れたレコードでは、十分にチェックせずにプレスにまわしてしまうことがあったんじゃないかと、かすれたマトを見ながら考えてしまうのである。
他方、そんなに爆発的には売れなかったレコードでは、わりとちゃんとスタンパーのチェックをしていたとすると、ボツで廃棄されるスタンパーも当然増える。
で、最初にオッケーが出たスタンパーが10番目に作ったものだった、なーんてことも起きたんじゃないかと思うわけである。
まぁ、妄想だけどね(笑)