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HBD スティーヴ・ルカサー~TOTO, Turn BackのUSオリジナル [STERLINGの仕事]

昨日10月21日は、スティーヴ・ルカサー(Steve Lukather)の誕生日だった。
気づいたときには、すでにボリュームをあまり上げられない時間になっていたので、お祝いは翌日にまわしたのである。
アメリカはまだ21日だしね。

ルカサーといえば、個人的には、TOTOの初期4枚である。
誕生日をお祝いするのに、そのうち、どのレコードをターンテーブルに載せようか迷ったのだが、セルフタイトルのファースト(日本盤のタイトルは『宇宙の騎士』)は、すでに一度取り上げているし、

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2017-09-02

セカンドの"Hydra"に至っては、二度も取り上げている。

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2018-12-15

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2019-03-16

4作目の”TOTO IV”については未だにリカッティング盤を入手していないので、記事が書けない(”TOTO IV”については、レコード・コレクターズ2019年4月号の初盤道をどうぞ)。

まぁ、記事が書けるものを聴かなきゃならないわけではないのだが、記事が書けなきゃ、ひっそり人知れずお祝いするだけなので、やはり、記事が書けるものがいい。

ってことで、サードの"Turn Back"のUSオリジナル(Columbia FC 36813)をターンテーブルに載せた。
もっとも、"Turn Back"についても、PCプリフィックスの再発盤は持っていないし、Discogsにも送り溝情報が登録されていないので、リカッティングがあったかどうか不明で、ネタはあんまりない。

でも、初期4枚の中では、一番ハードロック寄りで、ルカサーも弾きまくってるから、お祝いにはちょうど良いよね。

「へのへのもへじ」みたいなジャケットは、個人的にはトホホなので、メンバーのライブ写真で構成された見開きインサート(裏に印刷がないので、インサートというよりポスターなのか?)を引っ張り出して並べるのである。


20221022-1.jpg


ボリュームをぐーんと上げると、めくるめく世界が広がる。
素晴らしいカッティングである。

送り溝にはSTERLING刻印があり、歌詞の印刷されたインナースリーブには、ジョージ・マリノ(George Marino)のマスタリングであることが明記されている。

ってことで、このブログならではの確認である(笑)


20221022-2.jpg


両面とも9mm刻印だ。
ジョージ・マリノのカッティングで間違いない。

STERLING刻印のバリエーションについては、下記記事をどうぞ。

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2022-09-03

ちなみに、うちの盤は、マト1E/1Dのサンタマリア工場プレスだ。

このレコード、セールス的にはあまり成功しなかったようで、全米チャートは最高でも41位といまひとつだった。
Discogsの登録情報を見ると、一番進んでいるものでマト1Hだ(マト1Uという登録もあるが、これは1Dの見間違いの気がする)。
1Hくらいまでだったら、全部ジョージ・マリノ・カッティングだと思うのだが、未確認なので、マトが進んでいて、どうもジョージ・マリノ・カッティングではなさそうだという盤を発見された方は、ぜひ教えてくださいませm(_ _)m

タグ:TOTO
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