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Quincy Jones, Walking in SpaceのUSオリジナル [JAZZ]

3月14日はクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)の誕生日である。
彼がアレンジャーとかプロデューサーとして参加した作品は、棚を探せば山ほど出てきそうだが(なにしろ確実にボクの無人島盤の一枚であるHelen Merrill with Clifford Brownのアレンジも彼である)、彼名義のレコードとなると3枚ぐらいしか持っていない。

今宵は、そのうちの1枚、"Walking in Space"のUSオリジナル(A&M Records CTI Records SP-3023)を聴いていた。


20220314-2.jpg


ブラウン・レーベルで、マトは3045-1/3046と、Side 1は末尾1でSide 2は末尾なしだ。
モナーク工場プレスで、もちろんVAN GELDER刻印も両面に刻まれている。
これが初回盤でいいんじゃないかと思う。

送り溝には、両面に8-9-69という日付も刻まれている。
RVGには日付を刻む習慣はないし、モナーク工場でも日付を刻むルールはないので、(おそらくマザー製造までの)メッキ処理を担当したAudio Matrix, Inc.のルールなのだろう。
送り溝には、ミジンコみたいに小さな文字でAudioMatrix刻印もある。

Wikipediaでもこのレコードのリリース日は不明とされているが、メッキ処理が8月頭ということは、8月か9月にはリリースされたんじゃないかと思う。

このレコード、3年ほど前に、ランブリンボーイズさんから「聴くべし!」と言われて、それから間もなく入手したものだが、ローランド・カーク(Roland Kirk)が参加しているということも、ランブリンボーイズさんがこのレコードを推薦した理由の一つなのかもしれない。

ローランド・カークといえば、3月12日のジャズ・トゥナイト@NHK FMが、ローランド・カーク特集のアンコール放送だった。
最初の放送のときにはまだジャズ・トゥナイトを聴いていなかったので、このローランド・カーク特集、初めて聴いたのだが、演奏の素晴らしさにくわえて、大友良英さんがあまりにも熱く語るもんだから、「ローランド・カークもそのうちちゃんと聴かなきゃなー」という程度の気持だったのが、いまや「大友良英さんの解説をガイドに、とりあえずサブスクで聴いて、とくに気に入ったものはオリジナルを手に入れよう」という気持ちに変わっている。

そんな風にローランド・カーク熱が高まってきたこともあって、今宵のレコードとして、"Walking in Space"を選んだのであった。

そういえば、ランブリンボーイズさんの「聴くべし!」にハルちゃんも返事してたけど、入手したのかしらん?


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