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バッハと聖歌とコルトレーン [オーディオ]

12月25日(土)放送のJAZZ TONIGHT@NHK FMで紹介された新譜の中に、とても興味を惹くものがあった。
岩崎良子さんと竹内直さんによる『メディテーション・フォー・オルガン&テナー・サックス(Meditation for Organ & Tenor Saxophone)』という作品である(この作品から"Naima"と"Crescent"がオンエアされた)。

岩崎良子さんが弾くのは、オルガンといってもハモンド・オルガンではない。
パイプ・オルガンである。
聖路加国際病院の礼拝堂で、そこにあるパイプ・オルガン(パイプ総数2077、ストップ数30、M.ガルニエ製)を使って録音されたという。

パイプ・オルガンとテナーのデュオで演奏されたコルトレーンが、礼拝堂の中で荘厳に響く。
これはもう、Radikoの貧相な音質ではなく、ちゃんとした音で聴きたい。

こんなとき便利なのがサブスクである。
Apple Musicで探してみると、なんとハイレゾロスレスで配信されているじゃないか。

ってことで、今宵は、この作品を堪能していた。


20211227-1.jpg


"My Favorite Things"再生中に楽曲再生画面にしてみた。
中央下部にある”ハイレゾロスレス”にタッチすると解像度が表示される。


20211227-2.jpg


24bit/96kHzだ。

ボリュームをあげて目を閉じれば、リビングが礼拝堂に。
パイプ・オルガンが荘厳に響くのは当然だが、同じくらいテナーも荘厳に響いている。
バッハや聖歌とコルトレーンが交互に登場する1時間。
まさに至福の1時間である。
音楽を楽しんだ1時間なのだが、同時に音を、響きを楽しんだ1時間でもあった。
オーディオが好きな方は、ぜひお試しあれ。

YouTubeに演奏の様子がわかる動画があったので、貼り付けておこう。





配信を聴かないという方は、CDで聴くしかないのだが、オーディオ・マニアの追い込んだCD再生システムなら、凄い音で鳴るのかな?



(画像をクリックするとAmazonにとびます。)

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