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Neil Young, Harvestの日本盤 [国内盤研究]

さて、前の記事の最後に出したクイズの解答編である。

答えを明らかにする前に、ボクの持っている日本盤について紹介しておこう。

音質的にはUSオリジナルのほうが良いと思うのだが(詳しくは、https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2016-11-12 をどうぞ)、日本初回盤も良いという話をよく聴く。
で、2年くらい前だったか、たまたま見つけたので買ってみた。


20211216-3.jpg


帯はついていないが、歌詞インサートと解説&歌詞対訳インサートは付いている。
USオリジナルとは若干違うが、テクスチャーのジャケットは雰囲気があるし、歌詞インサートが同じ紙質なのはもちろん、解説&歌詞対訳インサートも色味は若干違うものの紙質は同じっぽくて、ちょっと所有していたい気にさせる(笑)

初回盤は定価2000円で、その後2300円になるが、うちの盤は2000円盤だ。


20211216-4.jpg


ってことは、初回盤かと思いきや、マト2で残念。


20211216-6.jpg


この2-A-4というのはSide 1で、Side 2は2-A-1なのだが、初回盤は両面ともマト1なんだそうだ。

まぁ、ちょっとレイトなことはPMでもわかる。
で、PMを見れば、どこのプレスかがわかる。

クイズについては、リンクをはった記事で各工場のレーベル形状を確認すると、まぁ、画像で判定するのはちょっと難しいかもしれないが、中央の円が東芝EMIほど大きくなく、CBS SONYほど小さくはないことはわかるかと思った。
ってことは、東洋化成かポリドールということになる。

あとはもうPMに頼るしかない。
とすれば、Discogsで情報を探すしかない。
Discogsでは、2T1(これだと1972年1月プレスだから発売日前月プレスとして2月発売ってことになるが、それだとUS盤と同月発売なんだけど、ホントか?)と2T5というPMが確認できる。

スロハン先輩が見本盤をお持ちで、PM2T1、確かに確認しました。
日本初盤は米本国とほぼ同時にリリースされてたんですねぇ。
(2021年12月18日追記)

うちのは、3T3である。


20211216-5.jpg


Tを挟んで前後に年と月を刻印するのは、東洋化成のPMである。
ってことで、答えは東洋化成プレスということになる。

うちの盤はマト2の初期マザー/スタンパーぽいので、1973年3月頃に、マト1からマト2に切り換わったんだと思う。
マト1の方が鮮度の高い音はするんだろうけど、それでも、USオリジナルの方が良いような気がするなー
まぁ、聴き比べてないからわからないけどさ。

タグ:Neil Young
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