ワーナー・パイオニアの委託先について [国内盤研究]
山下達郎さんの『Melodies』初回盤を取り上げた前の記事で、このブログをある程度読んでくださっている方を念頭に置いて、「83年のワーナーとなると、東芝EMIプレス、東洋化成プレス、CBS SONYプレスがある。/あっ、ポリドールプレスもあったんだった。」と書いたのだが、これって、レコード・コレクターズ1月号の初盤道を読んで初めてこのブログを訪れてくださった方にとっては、まるっきり意味不明だったかもしれないと気づいた。
ってことで、ちょっとガイド的な記事を書いておくことにしよう。
東芝EMIとかビクターとかCBS SONYとかの大きなレコード会社は、自社工場を持っていて、自社でプレスを行っていたのだが、ワーナー・パイオニアは自社工場を持っていなかった。
東洋化成のような独立したプレス工場を利用することを考えていたのだと思うのだが、実際には、それだけではまかないきれなかったらしく、他のレコード会社へのプレス委託(カッティングも含む)も広く行われていた。
東洋化成と東芝EMIにプレス委託していたことについては、さだまさしさんのレコードで確認できる。
詳しくは下記記事をどうぞ。
https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2020-04-24(『夢の轍』で新発見)
CBS SONYに委託していたことについては、柳ジョージさんや上田知華さんのレコードで確認できる。
詳しくは下記記事をどうぞ。
https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-03-06(WARNERのCBS SONYプレスー柳ジョージ&レイニーウッド『Woman and I』)
https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-07-04(WARNERのCBS SONYプレスー上田知華+KARYOBIN(3))
上記記事では、柳ジョージ&レイニーウッド『Woman and I』については、カッティングはビクターに委託していたこと、上田知華+KARYOBIN(3)については、CBS SONYだけでなく東洋化成にもプレスを委託していたことがわかる。
ポリドールに委託していたことについては、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)"Coda"の日本盤で確認できる。
詳しくは下記記事をどうぞ。
https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-10-10(第4の委託先~Led Zeppelin, Codaの日本盤)
とてもマニアックな話なので、初めてこのブログを訪れた方が興味をもつ可能性はないだろうなと、書いているうちに気づいたのだが、せっかく書いたのでアップしておくことにしよう(笑)
それじゃ、なにかワーナー・パイオニア盤を聴きましょうかね。
ふだんはオリジナルを聴くので、あまり聴くことがないこの日本盤にしましょうか。
ニール・ヤング(Neil Young)の『ハーヴェスト』(P-8120R)だ。
ついでにクイズを一つ。
さて、どこのプレスでしょう?(笑)
答えは、下記をどうぞ。
https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-12-17
ってことで、ちょっとガイド的な記事を書いておくことにしよう。
東芝EMIとかビクターとかCBS SONYとかの大きなレコード会社は、自社工場を持っていて、自社でプレスを行っていたのだが、ワーナー・パイオニアは自社工場を持っていなかった。
東洋化成のような独立したプレス工場を利用することを考えていたのだと思うのだが、実際には、それだけではまかないきれなかったらしく、他のレコード会社へのプレス委託(カッティングも含む)も広く行われていた。
東洋化成と東芝EMIにプレス委託していたことについては、さだまさしさんのレコードで確認できる。
詳しくは下記記事をどうぞ。
https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2020-04-24(『夢の轍』で新発見)
CBS SONYに委託していたことについては、柳ジョージさんや上田知華さんのレコードで確認できる。
詳しくは下記記事をどうぞ。
https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-03-06(WARNERのCBS SONYプレスー柳ジョージ&レイニーウッド『Woman and I』)
https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-07-04(WARNERのCBS SONYプレスー上田知華+KARYOBIN(3))
上記記事では、柳ジョージ&レイニーウッド『Woman and I』については、カッティングはビクターに委託していたこと、上田知華+KARYOBIN(3)については、CBS SONYだけでなく東洋化成にもプレスを委託していたことがわかる。
ポリドールに委託していたことについては、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)"Coda"の日本盤で確認できる。
詳しくは下記記事をどうぞ。
https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-10-10(第4の委託先~Led Zeppelin, Codaの日本盤)
とてもマニアックな話なので、初めてこのブログを訪れた方が興味をもつ可能性はないだろうなと、書いているうちに気づいたのだが、せっかく書いたのでアップしておくことにしよう(笑)
それじゃ、なにかワーナー・パイオニア盤を聴きましょうかね。
ふだんはオリジナルを聴くので、あまり聴くことがないこの日本盤にしましょうか。
ニール・ヤング(Neil Young)の『ハーヴェスト』(P-8120R)だ。
ついでにクイズを一つ。
さて、どこのプレスでしょう?(笑)
答えは、下記をどうぞ。
https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-12-17
タグ:Neil Young
なぜか72〜73年頃の東洋化成プレスのLPはレーベル中心付近の円の段差が溝になっています。エレックやクラウンでも同様です。
by 阪蔵 (2021-12-17 02:33)
阪蔵さん
そうなんですね。
溝になってるのはあんまり見たことないなーとは思ってましたが。
ありがとうございました(^^)
by 想也 (2021-12-17 09:19)