財津和夫『Wake Up』の不可解な現実 [国内盤研究]
ここに一見したところ何の変哲もない一枚の財津和夫『Wake Up』(EXPRESS/東芝EMI ETP-10663)がある。
財津さんの顔色が悪いが、それはおそらく、このレコードの不可解な現実とは何の関係もない(笑)
『Wake Up』には過酷な現実があることは、以前記事にしたことがある。
https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-07-25
それと、このレコードの不可解な現実とは、おそらく関係があると思う。
このレコード、スタンパーがおそろしく進む。
発売日翌月プレスで102まで進むほどである。
そもそも発売日前月プレスでもすでに50に達している。
見本盤でさえ、スタンパーは23/24だという。
しかし、当然、若いスタンパーだって存在するはずである。
だから、見つけるたびに、一応めくってみていた。
で、見つけた。
1S 7である。
Side 2は1S 8だ。
文句なしの若スタンパーである。
しかし、ひじょーに不可解なことに、このレコードのPMはこうなっているのである。
09-Z1である。
1979年12月に一度使用された後、80年1月に再度使用されたものであることがわかる。
文句なしの若スタンパーのくせに、発売日翌月プレスなんである。
とはいえ、若スタンパーであることに違いはない。
プレス時期が遅かろうが、若スタンパーなんだから、音は良いはずだ。
しかし、聴いてみると、そうでもない。
はっきり言って、しょぼい。
おそらく、限界近くまで使われたスタンパーを、まだ使えるだろうと使いまわしたんだろう。
ここにも、『Wake Up』の過酷な現実が顔をのぞかせているんじゃないかと思う。
さて、もっとも不可解なのは、こんなに若いスタンパーが、発売日当月までプレスにまわされなかったことである。
何故、こんなことが起こったんだろう?
初回プレスのオーダーが非常に多かったために、プレスにかなり先行して大量のスタンパーを製造したのだが、プレスがはじまったとき、作ったばかりのスタンパーから使ったので、若いスタンパーの使用が後回しになったってことなのかなぁ?
財津さんの顔色が悪いが、それはおそらく、このレコードの不可解な現実とは何の関係もない(笑)
『Wake Up』には過酷な現実があることは、以前記事にしたことがある。
https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-07-25
それと、このレコードの不可解な現実とは、おそらく関係があると思う。
このレコード、スタンパーがおそろしく進む。
発売日翌月プレスで102まで進むほどである。
そもそも発売日前月プレスでもすでに50に達している。
見本盤でさえ、スタンパーは23/24だという。
しかし、当然、若いスタンパーだって存在するはずである。
だから、見つけるたびに、一応めくってみていた。
で、見つけた。
1S 7である。
Side 2は1S 8だ。
文句なしの若スタンパーである。
しかし、ひじょーに不可解なことに、このレコードのPMはこうなっているのである。
09-Z1である。
1979年12月に一度使用された後、80年1月に再度使用されたものであることがわかる。
文句なしの若スタンパーのくせに、発売日翌月プレスなんである。
とはいえ、若スタンパーであることに違いはない。
プレス時期が遅かろうが、若スタンパーなんだから、音は良いはずだ。
しかし、聴いてみると、そうでもない。
はっきり言って、しょぼい。
おそらく、限界近くまで使われたスタンパーを、まだ使えるだろうと使いまわしたんだろう。
ここにも、『Wake Up』の過酷な現実が顔をのぞかせているんじゃないかと思う。
さて、もっとも不可解なのは、こんなに若いスタンパーが、発売日当月までプレスにまわされなかったことである。
何故、こんなことが起こったんだろう?
初回プレスのオーダーが非常に多かったために、プレスにかなり先行して大量のスタンパーを製造したのだが、プレスがはじまったとき、作ったばかりのスタンパーから使ったので、若いスタンパーの使用が後回しになったってことなのかなぁ?
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