凸マト?~Madonna, Like a Virginの日本盤 [Bob Ludwig(RL)の仕事]
昨日8月16日はマドンナ(Madonna)の誕生日ということで、"Like a Virgin"でも聴いてお祝いしようと思っていたら、ナンシー・グリフィス(Nanci Griffith)の訃報が流れてきた。
亡くなったのは13日ということだから訃報が流れてくるまでにちょっと時間がかかっているが、これはやっぱり日本における知名度が影響しているんだろうか。
なんとなくDiscogsで調べてみると、彼女のLPやCDはほとんど日本盤が出ていない。
日本盤が出てるのって1997年リリースのCD"Blue Roses From The Moons"(邦題は『夜空に輝く青い薔薇』)ぐらいしかないんじゃないだろうか。
そういうボクだって、彼女のことを知ったのは数か月前のことで、いまのところアルバムも一枚しかもっていない。
1989年にリリースされたアルバム"Storms"の高音質再発盤だ(このレコードの詳細については、https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-05-22をご覧ください)。
このレコードをボクはとても気に入った。
だから、これからボチボチと彼女のレコードを集めようと思っていたのだ。
彼女のキュートな歌声は、きっとこれからもずっとボクを癒してくれると思う。
"Storms"を聴きながら、そんなことを考えた。
夕べは、その後も、サブスクで彼女のアルバムをずっと聴きながら、冥福を祈っていた。
そんなわけで、マドンナの誕生日を祝うのは一日遅れである。
まぁ、サードまではよく聴いていたものの、その後はあんまり知らない、ファンと言っていいのかどうかもわからないボクだから、それでいいのだ(笑)
そんなボクだから、"Like a Virgin"も持っているのは日本盤(ワーナー・パイオニア Sire P-13033)だけである。
っていうか、このアルバムは、帯にも書いてあるように、USカッティングである。
送り溝には、USマトにくわえて、両面にこの刻印が刻まれている。
天下無敵のMASTERDISK RL刻印である。
日本盤はビニールの材質が高品質なうえにプレス技術も高いから、それにRL刻印が加わったら、鬼に金棒ではないか。
ワーナー・パイオニアは自社工場がないので、東芝EMIとか東洋化成とかCBS/SONYとかにプレス委託しているが、このレコードはCBS/SONYプレスである。
送り溝にCS刻印は見当たらないが、レーベル形状がCBS/SONYだし、こんなPMもある。
4SZってことは、1984年12月プレスだ。
12月?
"Like a Virgin"は欧米先行で1984年11月12日発売だが、日本盤だって11月28日には発売されている。
12月プレスって翌月プレスじゃん!(泣)
送り溝のうっすい日本マトを確認すると、次のように刻印されていた。
P-13033-1 1M-A-26
P-13033-2 1M-A-30
翌月プレスだと考えると、案外進んでいない。
流石日本盤、音も素晴らしいと思う。
まぁ、若いスタンパーの盤と実際に聴き比べてみたら違うんだろうけど、ボクはもうこれでいいや。
それより気になったのは、Side 2の送り溝に刻まれたUSマトである。
Side 1の方はいたって普通だったのだが、Side 2のほうは、どう見ても凸マト(つまり、ラッカーまたはマザーに刻まれたものではなく、マスターまたはスタンパーに刻まれたもの)にしか見えないのだが・・・
(写真は、どんなに頑張って撮っても凸マトに見えるようには撮れなかったので割愛。)
これって、どういうこと?
ラッカーに刻み忘れて、メッキ処理後、慌ててマスターにカリカリと書き込んだってことだろうか?
それとも、ボクの目がおかしいのか?
"Like a Virgin"日本盤をお持ちの方、ぜひSide 2のUSマトをご確認くださいな。
亡くなったのは13日ということだから訃報が流れてくるまでにちょっと時間がかかっているが、これはやっぱり日本における知名度が影響しているんだろうか。
なんとなくDiscogsで調べてみると、彼女のLPやCDはほとんど日本盤が出ていない。
日本盤が出てるのって1997年リリースのCD"Blue Roses From The Moons"(邦題は『夜空に輝く青い薔薇』)ぐらいしかないんじゃないだろうか。
そういうボクだって、彼女のことを知ったのは数か月前のことで、いまのところアルバムも一枚しかもっていない。
1989年にリリースされたアルバム"Storms"の高音質再発盤だ(このレコードの詳細については、https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-05-22をご覧ください)。
このレコードをボクはとても気に入った。
だから、これからボチボチと彼女のレコードを集めようと思っていたのだ。
彼女のキュートな歌声は、きっとこれからもずっとボクを癒してくれると思う。
"Storms"を聴きながら、そんなことを考えた。
夕べは、その後も、サブスクで彼女のアルバムをずっと聴きながら、冥福を祈っていた。
そんなわけで、マドンナの誕生日を祝うのは一日遅れである。
まぁ、サードまではよく聴いていたものの、その後はあんまり知らない、ファンと言っていいのかどうかもわからないボクだから、それでいいのだ(笑)
そんなボクだから、"Like a Virgin"も持っているのは日本盤(ワーナー・パイオニア Sire P-13033)だけである。
っていうか、このアルバムは、帯にも書いてあるように、USカッティングである。
送り溝には、USマトにくわえて、両面にこの刻印が刻まれている。
天下無敵のMASTERDISK RL刻印である。
日本盤はビニールの材質が高品質なうえにプレス技術も高いから、それにRL刻印が加わったら、鬼に金棒ではないか。
ワーナー・パイオニアは自社工場がないので、東芝EMIとか東洋化成とかCBS/SONYとかにプレス委託しているが、このレコードはCBS/SONYプレスである。
送り溝にCS刻印は見当たらないが、レーベル形状がCBS/SONYだし、こんなPMもある。
4SZってことは、1984年12月プレスだ。
12月?
"Like a Virgin"は欧米先行で1984年11月12日発売だが、日本盤だって11月28日には発売されている。
12月プレスって翌月プレスじゃん!(泣)
送り溝のうっすい日本マトを確認すると、次のように刻印されていた。
P-13033-1 1M-A-26
P-13033-2 1M-A-30
翌月プレスだと考えると、案外進んでいない。
流石日本盤、音も素晴らしいと思う。
まぁ、若いスタンパーの盤と実際に聴き比べてみたら違うんだろうけど、ボクはもうこれでいいや。
それより気になったのは、Side 2の送り溝に刻まれたUSマトである。
Side 1の方はいたって普通だったのだが、Side 2のほうは、どう見ても凸マト(つまり、ラッカーまたはマザーに刻まれたものではなく、マスターまたはスタンパーに刻まれたもの)にしか見えないのだが・・・
(写真は、どんなに頑張って撮っても凸マトに見えるようには撮れなかったので割愛。)
これって、どういうこと?
ラッカーに刻み忘れて、メッキ処理後、慌ててマスターにカリカリと書き込んだってことだろうか?
それとも、ボクの目がおかしいのか?
"Like a Virgin"日本盤をお持ちの方、ぜひSide 2のUSマトをご確認くださいな。
うちの"Like a Virgin"日本盤(見本盤)を確認しました。
Side 2の日本マトは、1M-A-2。
Side 2のUSマトは、老眼でよくわかりませんが、凸マトには見えませんでした。(自信なし)
by お名前(必須) (2021-08-18 23:06)
匿名さん、ご確認ありがとうございました(^^)
見本盤、うらやましいです。
さっき、トレーシングペーパーあてて鉛筆でこすったら、凸なら黒く字が浮き上がるので判定できるんじゃ?と思い立ち、早速やってみたら、これが正解で、うちのは確かに凸でした。
凸じゃないのも存在しているんだとしたら、おもしろいですねぇ。
by 想也 (2021-08-18 23:57)