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ワシントンD.C.からトロントへ [テニス]

Citi Open@ワシントンD.C.の錦織選手は、惜しくも準決勝でマクドナルド選手に敗退してしまった。
4-6、6-3、5-7というスコアだったので、ホントに手に汗握る熱戦で、どちらが勝ってもおかしくないゲームだった。

マクドナルド選手は、大会前のランキングが107位と錦織選手よりかなり格下の選手だったが、錦織選手が不調だったというより、マクドナルド選手が最高のプレイをしているという印象を受けた。
もちろん、錦織選手の場合は、東京オリンピックから直行しての参戦だったので、蓄積した疲労が微妙に身体のキレを鈍らせているんじゃないかと感じるところもあったから、そのぶんマクドナルド選手を崩しきれなかったんじゃないかと思うのだが、それにしてもマクドナルド選手は素晴らしいテニスをしていた。
しかも、マクドナルド選手のプレイは、観ていて楽しいし、気持ち良い。

ってことで、今朝のシナ―選手との決勝戦も観た(といっても、早起きしてリアルタイムで観たわけではなく、起きたらまだやっていたので途中から観た)のだが、やはり素晴らしいテニスをしていて、思わず応援してしまった(笑)
結果は、5-7、6-4、5-7でマクドナルド選手は惜しくも敗退、準優勝にとどまったが、シナ―選手は最近ぐんぐんと成長してきている19歳の選手でランキングも24位の選手だから大健闘である。

さて、一夜明けて月曜になると(日本はもう月曜だが、現地はまだ日曜だ)、マスターズと呼ばれるATP1000の大会の一つトロント大会が始まる。
マスターズは、モンテカルロ大会をのぞいて、コミットメント・プレイヤー(Commitment Player)―前年末のランキング上位30名を認定ーには原則として出場義務がある(一定の条件を満たせば免除される)大きな大会(つまり、ランキング上位選手が勢揃いする大会で、グランドスラム大会に次ぐ格付けの大会)で、錦織選手もまだ優勝したことがない。
なんとか一つ、タイトルをとって欲しいのである。

トロント大会はドローサイズ自体は48と小さな大会なので、錦織選手は現在のランキングからすると予選から戦わなければならない(したがって、西岡選手は、現時点でのランキングは錦織選手より上位だが予選から出場している)のだが、プロテクト・ランキング(PR)の制度―簡単にいえば、手術などの長期の負傷欠場でランキングを落とした場合に、復帰後一定期間、負傷欠場前のランキングを利用して出場できる制度―を使って本戦出場する。

マクドナルド選手も、SE=Special Exempt(前週の大会で準決勝に進出し、予選に出場できない場合に、予選を免除する特例措置)で出場するようだ。
まぁ、ドローを見ると、錦織選手とは反対の山なので、決勝でしかあたらないが(笑)

錦織選手の一回戦は、ケツマノビッチ選手。
ランキング59位で21歳とまだ若い選手だが、昨年一度オーストリアのクレイの大会で対戦があり、錦織選手はフルセットで敗退している。
ぜひ雪辱を果たしてほしいのである。

タグ:錦織圭
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