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EthosでAvalon [アナログ・コレクターの覚書]

昨日TLで話題になったので、ロキシー・ミュージック(Roxy Music)の"Avalon"を引っ張り出して聴いている。


20210712-1.jpg


うちには日本盤(Polydor ‎EG 28MM 0172)もあるが、もっぱらUS盤(Warner Bros. EG 1-23686)しか聴かない。
最初、日本盤しか持っていなかったときは、日本盤も十分に良い音だと思っていたのだが、まぁ、そりゃ、オリジナルの音にはかなわないやね(笑)

ロキシー・ミュージックは英国のバンドだから、オリジナルはUK盤かと思いきや、前作"Flesh + Blood"と同じパターンで(UK盤がカッティングされた場所やエンジニアは違うけど―"Flesh + Blood"のオリジナルについては、https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2018-11-10をどうぞ)、"Avalon"もUS盤がオリジナルである。
UK盤も裏ジャケには"Mastered by Robert C. Ludwig at Masterdisk"と明記されているが、カッティングはMasterdiskではないので、カッティングまでMasterdiskで行われているUS盤がオリジナルなのは明らかだ。

ってことで、ボクは、UK盤は持っていない。
それより、うちにあるUS盤が、ジャクソンヴィル工場プレスのマトJW1/JW2なので、ロサンジェルス工場プレスのマトLW1/LW1が欲しい。

まぁ、でも、マトJW1/JW2だって、両面MASTERDISK刻印があって、良い音である。

いや、とんでもなく良い音である。

えっ?

ここまで良い音だったっけ?

US盤らしい抜けの良さにラディック・マスタリングらしい迫力が加わって、クリアに広がる空間が心地良いという印象はあった。
でも、ここまで個々の音が浮き立つ感じとか、広がる空間の繊細にして濃密な感じとか、まったく記憶にない。

あっ、そうか。


20210712-2.jpg


SPU Ethos、君の仕業だったか。

まだ10枚ほど聴いたところだが、そろそろ本領を発揮し出したかな?

タグ:Roxy Music
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