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アラン・ドロンは知ってたけれど [思い出]

ウインブルドンの青山・柴原組は、シェイ・メルテンス組にフルセットの末に惜敗。
勝ってれば、今夜、彼女たちの決勝戦が観られたかと思うと非常に残念なのだが、仕方がない。
でも、彼女たちなら、近い将来、グランドスラムのタイトルもとれる気がするなぁ。

さて、梅雨明けしたのかどうか定かではないが、夏空が広がった土曜日、冷房を効かせたリビングで、いつものように、ずっとレコードを聴いている。

のんびりと過ごす午後、ふっと思い出して、最近手に入れたこのレコードをかけてみる。


20210710-1.jpg


1977年10月1日にリリースされた榊原郁恵さんの4枚目のシングル『アル・パシーノ+アラン・ドロン<あなた』(日本コロムビア PK-78)である。
これ、「アル・パシーノたすアラン・ドロンよりあなた」と読む。
当時、アラン・ドロンは知っていたが、アル・パシーノはこの歌で初めて知った(笑)

もっとも、ボクは、榊原郁恵さんのファンというわけではない。
このレコードだけが特別なのである。

しばらく前、なんとなく遠い記憶と戯れているとき(歳をとると、そういうことが増えるのですよ 笑)、ふっと一つの顔が蘇った。
それは、中学生のときに一時期好きだったことがある子だったのだが、彼女の顔が蘇るのと同時にBGMのように脳内再生されたのが、この『アル・パシーノ+アラン・ドロン<あなた』だったのである。

そのときは何故この曲が彼女の顔と結びついているのかは思い出せなかったのだが、レコードを聴いてたら思い出すかなーと思って手に入れてみたのだった。

で、今日、聴いていたら、思い出した。

彼女は、ボクの友達と一時期つきあっていたのだ。
その友達というのが学年で一番のイケメンで、まぁ悪いやつではなかったのだが、ちょっとカッコつけるようなところがある気障なやつだったんだな。

ちょうど『アル・パシーノ+アラン・ドロン<あなた』が流行りだした頃で、彼女は自分の気持をこの歌に重ね合わせていた。
ボクは彼女とも仲が良かったので、彼女自身から直接それを聞いたのだ。

あのとき、彼女は当然、ボクの気持ちには気づいてなかったんだろうなー
けっこう切なかったことを思い出しちゃったよ(笑)

さて、お約束の初盤鑑定タイムである。
今回入手したレコードのマトはA-1/B-2で、スタンパーはA28/A22だった。
これだけだとかなり微妙である。
おまけにどんなに探してもPMが発見できない。
もはや、初盤鑑定は不可能かと思いきや、PSにこんなものがくっついていた。


20210710-2.jpg


10月25日発売のセカンドアルバム『ラブリー・ポップ』の予約申込書である。
ってことは、初盤だと判定していいのかな?

タグ:榊原郁恵
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