初めてのAlbert King～LovejoyのUSオリジナル [アナログ・コレクターの覚書]
前にも書いたが、近所のブックオフがアナログを扱い始めたので、たまに覘きに行っている。
で、先日、このレコードがワンコイン（正確には税込み510円税込み650円←レシートを見間違えてました。大差ありませんが 笑）で転がっていたので拾ってきた。
アルバート・キング(Albert King)"Lovejoy"のUSオリジナル(Stax STS 2040)である。
アルバート・キングといえば、B.B.キング、フレディ・キングとともに、３大ブルース・キング(Kings of the Blues)なんて呼ばれる人だし、2013年にはロックの殿堂入りも果たしているから、ブルース方面には明るくないボクでも名前くらいは知っていて、そのうち聴いてみようとは思っていたのだが、そう思いつつ幾年月・・・まぁ、そんなアーティストは多い（笑）
多いので、何かのキッカケがないとなかなか聴くこともないのだが、ボクの場合、安いオリジナル盤との出会いというのも立派なキッカケである。
初めてのアルバート・キングがこのレコードでいいのかはわからないが、レコードの神様がめぐり会わせてくれたんだから、ボクの場合は、このレコードが初アルバート・キングでいいのだ。
なにしろ、一曲目がストーンズのカバーで"Honky Tonk Woman"である。
ラストの"Like A Road Leading Home"なんか、バラード好きのボクにはたまらない。
アルバム全体が聴きやすくて、ときどき引っ張り出してターンテーブルに載せたくなりそうだ。
カートリッジはM44-7をチョイスする。
うん、パワフルでウォームな質感がこのレコードにはよく合っている気がする。
さて、今回ワンコインで手に入れたこのレコード、果たして初回盤なのだろうか？
まぁ、ワンコインだし、初回盤でなくてもいいのだが、とりあえずチェックしてみよう。
って、スタックスのレコードの初回盤の見分け方なんて知らないので、Discogs頼りである。
ジャケットは、表側がテクスチャーだが内側はテクスチャーのない光沢紙の見開きで、オリジナル盤の風格があるがっしりとした作りだから、まぁ合格だろう。
レーベルは、Discogsによれば、このレコードがリリースされた翌年の1972年にデザイン変更があったようで、2045番まで（と3001番）が黄色のレーベルに青のフィンガー・スナップ・ロゴで、2046番以降（2000番台は2047番で終って、その後3002番から3024番までと5500番台のシリーズ）が茶のフィンガー・スナップ・ロゴになるとのこと。
どうやら、レーベルの関門もクリアできたようだ。
送り溝の見方はよくわからない。
マトに末尾はなく、ちょっと離れて両面とも③とある。
これがラッカー・ナンバーだろうか？
Discogsに出ているWLPの送り溝情報を見ると、両面②のものと片面にのみ④のものが出ている。
両面③というのも初回盤に含めてよさそうである。
送り溝にはもちろん、この刻印もある。
フィラデルフィアにあるFrankford/Wayne Recording Labsというマスタリング・スタジオでカッティングされたことを示す刻印だ。
ってことで、一応、初回盤認定してもよさそうである。
まぁ、プレス工場はテレホートなんだけどね（笑）
で、先日、このレコードがワンコイン（正確には
アルバート・キング(Albert King)"Lovejoy"のUSオリジナル(Stax STS 2040)である。
アルバート・キングといえば、B.B.キング、フレディ・キングとともに、３大ブルース・キング(Kings of the Blues)なんて呼ばれる人だし、2013年にはロックの殿堂入りも果たしているから、ブルース方面には明るくないボクでも名前くらいは知っていて、そのうち聴いてみようとは思っていたのだが、そう思いつつ幾年月・・・まぁ、そんなアーティストは多い（笑）
多いので、何かのキッカケがないとなかなか聴くこともないのだが、ボクの場合、安いオリジナル盤との出会いというのも立派なキッカケである。
初めてのアルバート・キングがこのレコードでいいのかはわからないが、レコードの神様がめぐり会わせてくれたんだから、ボクの場合は、このレコードが初アルバート・キングでいいのだ。
なにしろ、一曲目がストーンズのカバーで"Honky Tonk Woman"である。
ラストの"Like A Road Leading Home"なんか、バラード好きのボクにはたまらない。
アルバム全体が聴きやすくて、ときどき引っ張り出してターンテーブルに載せたくなりそうだ。
カートリッジはM44-7をチョイスする。
うん、パワフルでウォームな質感がこのレコードにはよく合っている気がする。
さて、今回ワンコインで手に入れたこのレコード、果たして初回盤なのだろうか？
まぁ、ワンコインだし、初回盤でなくてもいいのだが、とりあえずチェックしてみよう。
って、スタックスのレコードの初回盤の見分け方なんて知らないので、Discogs頼りである。
ジャケットは、表側がテクスチャーだが内側はテクスチャーのない光沢紙の見開きで、オリジナル盤の風格があるがっしりとした作りだから、まぁ合格だろう。
レーベルは、Discogsによれば、このレコードがリリースされた翌年の1972年にデザイン変更があったようで、2045番まで（と3001番）が黄色のレーベルに青のフィンガー・スナップ・ロゴで、2046番以降（2000番台は2047番で終って、その後3002番から3024番までと5500番台のシリーズ）が茶のフィンガー・スナップ・ロゴになるとのこと。
どうやら、レーベルの関門もクリアできたようだ。
送り溝の見方はよくわからない。
マトに末尾はなく、ちょっと離れて両面とも③とある。
これがラッカー・ナンバーだろうか？
Discogsに出ているWLPの送り溝情報を見ると、両面②のものと片面にのみ④のものが出ている。
両面③というのも初回盤に含めてよさそうである。
送り溝にはもちろん、この刻印もある。
フィラデルフィアにあるFrankford/Wayne Recording Labsというマスタリング・スタジオでカッティングされたことを示す刻印だ。
ってことで、一応、初回盤認定してもよさそうである。
まぁ、プレス工場はテレホートなんだけどね（笑）
タグ：ALBERT KING
想也 さん
間違いなく、オリジナル初回盤です。
STＡＸは、オリジナル盤がやはり音圧が違うと思います。
フィンガー・スナップ・ロゴもかっこいいですね。
私は、Albert Kingが3大KIngの中でも特に好きで、
名盤と言われている、"Born Under A Bad Sign"と"I Wanna Get Funky"は是非聞いていただきたいです。
前者は、Claptonがチラホラ見え隠れして、ニヤニヤできます。
それにしてもいい買い物ですね。この値段で購入できるとは…
やはり何か持っておられるのでしょうね。
きっかけになればいいですね。
by koss (2021-06-30 21:42)
kossさん
ありがとうございます(^^)
これは、ホント、ラッキーだったみたいですね。
"Born Under A Bad Sign"はツイッターでも勧められたので、良い出会いがあれば手に入れたいと思ってます。
"I Wanna Get Funky"も良い出会いがあるといいんですが。
by 想也 (2021-06-30 21:58)