Free Live! [アナログ・コレクターの覚書]
「しくしくしくしく・・・」
「どうしたんじゃ?」
「あっ、かみさま! おともだちが、お前のフリー・ライブ!はセカンド・プレスだっていじめるんです・・・しくしくしく・・・」
「どれどれ・・・」
「確かに、これはセカンド・プレスのレーベルじゃな。しかも、この凸リムはなんじゃ?」
「なんか、おかしいんですか?」
「へんじゃ・・・この時期のUK EMIプレスに凸リムなんてあったかのう?」
「でも、マトは両面1Uだし、STERLING LH刻印もあるし、マザー/スタンパーも1OD/1OPだし・・・」
「喝!」
「四の五の言わずに、これを読んで勉強するのじゃっ!」
「あぁぁぁ、神様じゃなくて紙様※だったのね・・・ぐすん。」
※紙ジャケ探検隊は界隈では「紙様」と呼ばれることがある(笑)
うちの"Free Live!"のUK盤(Island ILPS9160)がセカンド・プレスなのは前からわかっていた。
ファースト・プレスの特徴についての詳細な知識はなかったが、レーベルはわかっていたので、思い出すたびにebayやヤフオクで検索をかけていたのだが、フリーの初回盤てボロいのが多いよねぇ?
美品コレクターじゃないので、少々ボロくてもいいのだが、ボクでもそれはちょっとボロすぎでしょってのも多い。
この程度のボロさならいいかーと思っても、オークションではボロさに比例しない値段になってしまって、なかなか買えずにいたのである。
もしかしたら、このレコードとは縁がないのかもしれない。
ってことで、今回の初盤道には触れずにおこうかと思ったのだが、次号の発売日が目前に迫ったところで上述の小芝居を思いついたので、記事にしてみた(笑)
それにしても、この凸リムってなんでしょね?
UK EMIに凸リムなんてあったっけ?
委託プレスかなぁ?
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