Wuthering HeightsのUKオリジナルをVNLで聴く [Kate Bush]
前の記事にもちょっと書いたことだが、ortofon VNLは、7インチを今までに聴いたことがないような素晴らしい音で鳴らしてくれる。
ぶっとくて明快な音がぐいぐいと前に迫ってくるのである。
しかも、針圧がぴったり決まると、音の分離が非常に良くなる。
こんな音は今までに聴いたことがない。
ハイファイな音というのとはちょっと違うと思うが、この音を聴いていると、アナログの神様がスピーカーの間に降臨して「7インチとはこういう音なのだ」と宣っている気がしてくる。
本当に、これまで聴いてきたのとは次元の違う音なのだ。
(ただし、次元の違う音に聴こえるのは、重い針圧をかけるMMカートリッジが初体験という部分も大きいかもしれない。)
最適な針圧は、うちの環境でいまの季節であれば、Ⅰの場合は3.2gだというのはすでに報告した通りだが、7インチを鳴らす音があまりにも気に入ったので、ⅡやⅢについても、最適針圧を探してみた。
その結果、Ⅱでは3.7g、Ⅲでは4.2gがピタリとはまることがわかった。
もちろん、最適針圧というのは、アナログ・プレーヤーとくにアームによって異なるだろうし、気温や湿度の影響も受けると思うので、うちで最適なものが他の場所で最適とは限らないし、むしろ違って当然だと思う。
それに、聴きどころの違いというのもある。
これはスピーカーがどこをどう鳴らすものであるかによっても違ってくるだろう。
結局、答えは、それぞれが好みの音を探しながら見つけるしかないのである。
それがアナログの醍醐味でもある。
って、そんなことは、ボクが言うまでもなく、アナログ好きな人はみんな知ってることだよね(笑)
とにかく、ボクは、VNLが鳴らす7インチの音がすこぶる気に入ったのである。
こういうとき、「アレはどんな音で鳴るんだろう?」とすぐに思い浮べるレコードって誰にもあるよね?
ボクにとってそんなレコードの一つが、ケイト・ブッシュ(Kate Bush)"Wuthering Heights"のUKオリジナル(EMI 2719)だ。
そう、ただのUKオリジナルではない。
これはプロモ盤である。
両面マト1なのはもちろん、マザー・スタンパーも1G/1Gなんである。
ちなみに、送り溝には、こんな落書きもある。
しかも、"Wuthering Heights"のUKオリジナル・シングルは、マト1だけ3分40秒くらいのショートバージョンである(後奏がすぐにフェードアウトして短いだけだけどね)。
短いぶん、音質的には有利なはずだ。
つまり、このプロモ盤が、"Wuthering Heights"を聴く最強アナログなのである(キッパリ)。
早速、ターンテーブルに載せて聴いてみる。
VNLの交換針は、シャープでタイトに聴かせるⅢを選ぶ。
針圧はもちろん4.2gだ。
素晴らしいっ!
まさに、至福の3分40秒なのである。
ついでに4分25秒くらいのアルバムバージョンをおさめたマト2も聴いてみよう。
うん、これも悪くない。
そりゃそうだ。
これ、名手クリス・ブレア(Chris Blair)のカッティングなのである。
<マト2の送り溝には、"REMEMBER THE WHALES!"という落書きはないが、"BLAIR"というサインが刻まれている。>
マト2も当然持ってなきゃいけないのだ。
そういや、"Wuthering Heights"って、MVも二種類あったな。
ショート・バージョンで作成された英国向けMV。
ロング・バージョン(アルバムバージョン)で作成されたアメリカ向けMV。
でも、Discogsのレーベル画像を見る限り、アメリカ盤シングルも、タイム表示が3:33になってるから、ショート・バージョンだと思うんだけどな。
何故、アメリカ向けのMVはアルバム収録のロングバージョンで作ったんだろ?
このあたりの事情については、まったく知らない(笑)
ぶっとくて明快な音がぐいぐいと前に迫ってくるのである。
しかも、針圧がぴったり決まると、音の分離が非常に良くなる。
こんな音は今までに聴いたことがない。
ハイファイな音というのとはちょっと違うと思うが、この音を聴いていると、アナログの神様がスピーカーの間に降臨して「7インチとはこういう音なのだ」と宣っている気がしてくる。
本当に、これまで聴いてきたのとは次元の違う音なのだ。
(ただし、次元の違う音に聴こえるのは、重い針圧をかけるMMカートリッジが初体験という部分も大きいかもしれない。)
最適な針圧は、うちの環境でいまの季節であれば、Ⅰの場合は3.2gだというのはすでに報告した通りだが、7インチを鳴らす音があまりにも気に入ったので、ⅡやⅢについても、最適針圧を探してみた。
その結果、Ⅱでは3.7g、Ⅲでは4.2gがピタリとはまることがわかった。
もちろん、最適針圧というのは、アナログ・プレーヤーとくにアームによって異なるだろうし、気温や湿度の影響も受けると思うので、うちで最適なものが他の場所で最適とは限らないし、むしろ違って当然だと思う。
それに、聴きどころの違いというのもある。
これはスピーカーがどこをどう鳴らすものであるかによっても違ってくるだろう。
結局、答えは、それぞれが好みの音を探しながら見つけるしかないのである。
それがアナログの醍醐味でもある。
って、そんなことは、ボクが言うまでもなく、アナログ好きな人はみんな知ってることだよね(笑)
とにかく、ボクは、VNLが鳴らす7インチの音がすこぶる気に入ったのである。
こういうとき、「アレはどんな音で鳴るんだろう?」とすぐに思い浮べるレコードって誰にもあるよね?
ボクにとってそんなレコードの一つが、ケイト・ブッシュ(Kate Bush)"Wuthering Heights"のUKオリジナル(EMI 2719)だ。
そう、ただのUKオリジナルではない。
これはプロモ盤である。
両面マト1なのはもちろん、マザー・スタンパーも1G/1Gなんである。
ちなみに、送り溝には、こんな落書きもある。
<マト1には"REMEMBER THE WHALES!"と刻まれている。>
しかも、"Wuthering Heights"のUKオリジナル・シングルは、マト1だけ3分40秒くらいのショートバージョンである(後奏がすぐにフェードアウトして短いだけだけどね)。
短いぶん、音質的には有利なはずだ。
つまり、このプロモ盤が、"Wuthering Heights"を聴く最強アナログなのである(キッパリ)。
早速、ターンテーブルに載せて聴いてみる。
VNLの交換針は、シャープでタイトに聴かせるⅢを選ぶ。
針圧はもちろん4.2gだ。
素晴らしいっ!
まさに、至福の3分40秒なのである。
ついでに4分25秒くらいのアルバムバージョンをおさめたマト2も聴いてみよう。
うん、これも悪くない。
そりゃそうだ。
これ、名手クリス・ブレア(Chris Blair)のカッティングなのである。
<マト2の送り溝には、"REMEMBER THE WHALES!"という落書きはないが、"BLAIR"というサインが刻まれている。>
マト2も当然持ってなきゃいけないのだ。
そういや、"Wuthering Heights"って、MVも二種類あったな。
ショート・バージョンで作成された英国向けMV。
ロング・バージョン(アルバムバージョン)で作成されたアメリカ向けMV。
でも、Discogsのレーベル画像を見る限り、アメリカ盤シングルも、タイム表示が3:33になってるから、ショート・バージョンだと思うんだけどな。
何故、アメリカ向けのMVはアルバム収録のロングバージョンで作ったんだろ?
このあたりの事情については、まったく知らない(笑)
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