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村田和人『また明日』 [国内盤研究]

カテゴリーを整理して、「シティ・ポップを聴こう」を「国内盤研究」に名称変更したのだが、村田和人さんの『また明日』(MOON Records MOON-28003)をとりあげた一番最初の記事の内容が、「国内盤研究」にまったく掠りもしていない。

そりゃそうだ。
訃報にふれて、レコードを聴きながら追悼したって記事なんだから。

とりあえず、送り溝情報でも追記してお茶を濁そうかと『また明日』を引っ張り出してみると、この頃(1982年)のMOON Recordsってビクター・プレスなのね。
って、調べたら、MOON Recordsって、RVC(RCA Victor Corporation)のAIRレーベルが独立してできたんだそうで、ビクター・プレスは当然なのであった。


20200901-01.jpg


せっかく引っ張り出したので、ターンテーブルに載せてみる。

夏の終わりを感じる夜は、センチな気分になりがちで、青春の一ページが鮮やかに蘇る。

あの子はいまどうしてるんだろう?

MOON Recordsの青と白のレーベルも青春の香りがするよねぇ・・・


20200901-02.jpg


マトはMOON-28003A 111※※/MOON-28003B 111※※だったが、ビクター・プレスとなれば、いま一番気になるのはPMである。


20200901-03.jpg


PMはRTのようだ。

『また明日』のリリースは、1982年6月21日。
初回プレスのPMは、前月の82年5月でQか、同月のRだろう。
新人のデビュー・アルバムで、それほどプレス枚数も多くないとすれば、同月のRの可能性が高い。

新人のデビュー・アルバムということで、初回はプレス枚数をおさえたのだが、すぐに追加プレスが必要になる。
初回プレスのときのスタンパーには、それほど使ってないものもあるから使える。
そうして、初回プレスのときのRのPMが刻印されたスタンパーで、追加プレスが行われたのが82年8月。
追加されたPMはTだ。

というのが、ボクの持っている盤の素性というところかな?

ロマンだなぁ。(そうか? 笑)


この記事のアップと同時に、最初の村田和人さんの追悼記事は、「J-POP」カテゴリーに移動することにしよう。

タグ:村田和人
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