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ステッカー目当て [国内盤研究]

大澤誉志幸『CONFUSION』(EPIC/SONY 28・3H-132)については、マトA1/B1(進んでるのってあるのかしらん?)でスタンパー1A2/1A2ってやつを持っている。

通常盤だが、STERLINGでGreg Calbiがカッティングしたこの音の良いレコードを堪能するのに、十分な若さのスタンパーである。

ってことで、このレコードについては、ボクはもうアガリのつもりでいた。

しかし、何かが足りない。

そう、ステッカーである。

そんなわけで、昨日ハードオフで、ステッカー目当てで拾ってきた(笑)
ステッカー付きのシュリンクだけ移植してしまおうという魂胆なのである。


20200830-01.jpg


青い方のステッカーは初回盤にもついていたものだと思うが、赤黒の「そして僕は途方に暮れる」ステッカーのほうは、「大ヒット中!」ってことだからちょっとレイトだな。

『CONFUSION』のリリースは1984年7月10日だが、「そして僕は途方に暮れる」がシングルカットされたのは9月21日である。
ってことは、「そして僕は途方に暮れる」ステッカーが貼られて売られていたのは、10月とか11月くらいか。

中に入っていた盤は、マトはA1/B1だが、スタンパーは 1A45/1A23とかなり進んでいる。

まぁ、ステッカー付きのシュリンクだけ移植するんだから、盤はどうでもいいんである。

でも、とりあえず、聴くだけ聴いてみた。
うん、これだけで聴けば、そんなに悪くない。

ただ、比較すると、どうしてもアラが気になる。

メッキ処理を繰り返して摩耗したマザーから作られたスタンパーはすべての音あるいはすべての帯域が均等になまっているわけではないからなんだと思うのだが、どうにもバランスが悪くなるというか、見通しが悪くなるというか。

若いスタンパーのレコードは、個々の楽器やボーカルがきれいに分離して、立体的に定位するのだが、スタンパーが進めば進むほど、それがぼやけてゆく。

このレイトの盤は、もう二度と聴かないな(笑)


ステッカー目当てで拾ってきた盤が、もう一枚ある。

中村あゆみ『Be True』(Humming Bird 28HB-7002)だ。


20200830-02.jpg


これについては、スタンパーの差はそれほど大きくないのだが、それでもやっぱり音は違う。

そんなことより、この二枚を聴き比べていたら、ふっと思いついたことがあり、その思いつきをもとに、最近まとめて入手したサザン・オールスターズの見本盤で調査してみたら、ビクター盤のSide 1の送り溝にあるアルファベットの謎が解けてしまった。

これって、もしかして大発見?(笑)

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