初盤道裏話 Part 2 [アナログ・コレクターの覚書]
レコード・コレクターズ6月号の初盤道は「3年間の落穂拾い」ということで、これまで取り上げたレコードについて、新たな事実が判明したことを報告している。
でもって、ボクが協力している(^_-)-☆
取り上げられているのは、U2, "Joshua Tree"のUKオリジナル(Island U26)とフィービ・スノウ(Phoebe Snow),"Phoebe Snow"のUSオリジナル(Shelter SR 2109)だが、初盤更新情報のほうは初盤道の記事を読んでいただくとして、こちらはもちろん裏話である(笑)
といっても、”Joshua Tree"のほうは、裏話というほどのものはない。
UKオリジナルを2枚(マト1U/1Uと1U/2U)持っていたが、悪くはないものの、いまひとつスッキリしなかった。
もう少し鮮度の高い音が出てきてもよさそうな気がしてたんである。
それで、もう一枚マト1U/1U盤を買ってみようかと思いつつ、なんとなくDiscogsをウロウロしていたら、ジャケットやインサートのクレジットに変遷があって、クレジットがどうなっていれば初盤ジャケット&インサートなのかが特定されているのを発見してしまった。
そんな話、聴いてないぞー
ボクは慌てて手持ち盤のジャケットとインサートを確認したのだが、2枚とも見事にハズレ。
そりゃ、音だって、いま一つスッキリしないわけだ・・・
まぁ、でも、どんなのを探せばいいかがわかれば、そんなにレアなわけでもないので、手に入れるのは難しくない。
実際、すぐに入手できた。
聴いてみれば、音だって、やっぱり、ファースト・プレスの音である(^^)v
しかし、このUKオリジナルのクレジット変遷問題、個人的に一番興味深かったのは日本盤のクレジットの変遷だった。
つい先日も、ビリー・ジョエル(Billy Joel), "The Stranger"のUSオリジナルにまつわる記事で書いたことだが、本国盤に多少のクレジットの修正があっても、日本盤は基本的に影響を受けない。
だから、日本盤を見ると、初回ジャケットがどうだったかわかることが多いのである。
しかし、"Joshua Tree"の場合は違った。
日本盤のクレジットも同じ様に変遷していたのである。
これはホントにめずらしいと思う。
少なくともボクは、他の例を知らない。
悩ましいのは、うちにある日本盤が見事に修正後のレイトだったことだ。
やっぱり、日本盤も初回ジャケット盤が欲しいなーとは思うのだが、最近はそこそこのお値段になっているので、いまだに買えていない。
そんな話を紙ジャケ探検隊にしたところ、探検隊の顔は一瞬蒼白になった(笑)
なーんてのは冗談だが(実際、初盤情報の更新なんてザラにあることなのである)、話を聴いた瞬間に、タイミングをみはからってこの新情報を記事にしようと決めたようだった。
そんなわけで、"Joshua Tree"のほうは裏話というほどのものではないのだが、フィービのファーストの方は、まさに裏話というべき話がある(笑)
紙ジャケ探検隊が初盤道でフィービを取り上げたのを読んでからというもの、ボクはレコード・ショップに行くたびに、東部Gloversville工場プレスでマト両面W1の盤をひたすら探した。
しかし、ない。
だいたい、日本に入ってくるUS盤は西部の工場でプレスされたものが多いんである。
東部工場プレスを探すのはたいへんなのだ。
そんなボクの状況を知っていた探検隊は、アメリカまでレコードを掘りに行った(んじゃなくて、仕事で行ったついでに掘ったんだっけ? 笑)際に、ボクへのお土産に、東部Gloversville工場プレスでマト両面W1の盤を掘り出してきてくれたんである。
ホントに、いいひとなんである。
しかも、ボクの家に持ってきてくれたのは、東部Gloversville工場プレスでマト両面W1の盤が2枚、聴き比べて、音のいいほうをくれるというのだ。
ひたすら、いいひとなんである。
そのときは、ノイさんもいっしょに来ていたので、3人でじっくり聴き比べた。
いや、じっくり聴き比べなくても、わかった(笑)
こっちだよねー
全員一致である。
音の良いほうを手放すのを躊躇するぐらいの差があったが、そんなときでも、探検隊は顔色一つ変えないのだ。
探検隊に二言はないのである。
すごーく、いいひとなんである。
そのときにボクがツイッターでつぶやいたツイがある。
ちょうど一年前くらいなのね。
で、この後、ボクはレーベルのクレジットに違いがあることを発見してしまったのである。
いろんな情報を整理してみると、どう考えても、ボクがもらったものはファースト・プレスだ。
その時点では、探検隊が持ち帰ったものも同じクレジットなのか、それとも修正後のクレジットなのかわからなかったので、ボクはせめて探検隊が持ち帰ったものもファースト・プレス・レーベルであってほしいと思った。
が、願いはかなわなかった。
それでも、探検隊に二言はないのである。
もう、とてつもなく、いいひとなのである。
その後、めでたく探検隊もファースト・プレス・レーベルの盤を手に入れた。
そして、今回の記事となったのでありました。
今回の初盤道、協力者としてボクの名前がクレジットされているが、ホントにもう感謝しかないのである。
ありがとうございましたm(_ _)m
でもって、ボクが協力している(^_-)-☆
取り上げられているのは、U2, "Joshua Tree"のUKオリジナル(Island U26)とフィービ・スノウ(Phoebe Snow),"Phoebe Snow"のUSオリジナル(Shelter SR 2109)だが、初盤更新情報のほうは初盤道の記事を読んでいただくとして、こちらはもちろん裏話である(笑)
といっても、”Joshua Tree"のほうは、裏話というほどのものはない。
UKオリジナルを2枚(マト1U/1Uと1U/2U)持っていたが、悪くはないものの、いまひとつスッキリしなかった。
もう少し鮮度の高い音が出てきてもよさそうな気がしてたんである。
それで、もう一枚マト1U/1U盤を買ってみようかと思いつつ、なんとなくDiscogsをウロウロしていたら、ジャケットやインサートのクレジットに変遷があって、クレジットがどうなっていれば初盤ジャケット&インサートなのかが特定されているのを発見してしまった。
そんな話、聴いてないぞー
ボクは慌てて手持ち盤のジャケットとインサートを確認したのだが、2枚とも見事にハズレ。
そりゃ、音だって、いま一つスッキリしないわけだ・・・
まぁ、でも、どんなのを探せばいいかがわかれば、そんなにレアなわけでもないので、手に入れるのは難しくない。
実際、すぐに入手できた。
聴いてみれば、音だって、やっぱり、ファースト・プレスの音である(^^)v
しかし、このUKオリジナルのクレジット変遷問題、個人的に一番興味深かったのは日本盤のクレジットの変遷だった。
つい先日も、ビリー・ジョエル(Billy Joel), "The Stranger"のUSオリジナルにまつわる記事で書いたことだが、本国盤に多少のクレジットの修正があっても、日本盤は基本的に影響を受けない。
だから、日本盤を見ると、初回ジャケットがどうだったかわかることが多いのである。
しかし、"Joshua Tree"の場合は違った。
日本盤のクレジットも同じ様に変遷していたのである。
これはホントにめずらしいと思う。
少なくともボクは、他の例を知らない。
悩ましいのは、うちにある日本盤が見事に修正後のレイトだったことだ。
やっぱり、日本盤も初回ジャケット盤が欲しいなーとは思うのだが、最近はそこそこのお値段になっているので、いまだに買えていない。
そんな話を紙ジャケ探検隊にしたところ、探検隊の顔は一瞬蒼白になった(笑)
なーんてのは冗談だが(実際、初盤情報の更新なんてザラにあることなのである)、話を聴いた瞬間に、タイミングをみはからってこの新情報を記事にしようと決めたようだった。
そんなわけで、"Joshua Tree"のほうは裏話というほどのものではないのだが、フィービのファーストの方は、まさに裏話というべき話がある(笑)
紙ジャケ探検隊が初盤道でフィービを取り上げたのを読んでからというもの、ボクはレコード・ショップに行くたびに、東部Gloversville工場プレスでマト両面W1の盤をひたすら探した。
しかし、ない。
だいたい、日本に入ってくるUS盤は西部の工場でプレスされたものが多いんである。
東部工場プレスを探すのはたいへんなのだ。
そんなボクの状況を知っていた探検隊は、アメリカまでレコードを掘りに行った(んじゃなくて、仕事で行ったついでに掘ったんだっけ? 笑)際に、ボクへのお土産に、東部Gloversville工場プレスでマト両面W1の盤を掘り出してきてくれたんである。
ホントに、いいひとなんである。
しかも、ボクの家に持ってきてくれたのは、東部Gloversville工場プレスでマト両面W1の盤が2枚、聴き比べて、音のいいほうをくれるというのだ。
ひたすら、いいひとなんである。
そのときは、ノイさんもいっしょに来ていたので、3人でじっくり聴き比べた。
いや、じっくり聴き比べなくても、わかった(笑)
こっちだよねー
全員一致である。
音の良いほうを手放すのを躊躇するぐらいの差があったが、そんなときでも、探検隊は顔色一つ変えないのだ。
探検隊に二言はないのである。
すごーく、いいひとなんである。
そのときにボクがツイッターでつぶやいたツイがある。
ちょうど一年前くらいなのね。
で、この後、ボクはレーベルのクレジットに違いがあることを発見してしまったのである。
いろんな情報を整理してみると、どう考えても、ボクがもらったものはファースト・プレスだ。
その時点では、探検隊が持ち帰ったものも同じクレジットなのか、それとも修正後のクレジットなのかわからなかったので、ボクはせめて探検隊が持ち帰ったものもファースト・プレス・レーベルであってほしいと思った。
が、願いはかなわなかった。
それでも、探検隊に二言はないのである。
もう、とてつもなく、いいひとなのである。
その後、めでたく探検隊もファースト・プレス・レーベルの盤を手に入れた。
そして、今回の記事となったのでありました。
今回の初盤道、協力者としてボクの名前がクレジットされているが、ホントにもう感謝しかないのである。
ありがとうございましたm(_ _)m
タグ:Phoebe Snow U2
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