SSブログ

Carolyn Hester [ジャケ買い倶楽部]

「ディランが好きなのに、キャロリン・へスター(Carolyn Hester)知らないって、ありえないんじゃない?」って言われそうだが、知らなかったんだから仕方がない。

ディランについて書いたものを読んだときに、どこかでその名前を目にしたことはあったんだろうけど、ボクの記憶にはまったく残っていなかった。

だから、先日、エサ箱でこのジャケットとめぐり逢ったとき、「これで、『ジャケ買い倶楽部』メンバーとしての責任が果たせる!」とほっと胸をなでおろしたのである。


20190729-01.jpg


帰宅していろいろ調べているうちに、知らなかったはずがないと思い始めたのだが、いやでも、少なくともこんなジャケットはまったく記憶にない。
それは確かだ。

それに、少なくとも、YouTubeや、最近ではSpotifyとかでも、一度も聴いたことがないミュージシャンであることには間違いない。
それも確かだ。


ジャケットについては、調べているときに目にしたUSオリジナル盤のアートワークは、なんとなく見たことがあった気もした。

でも、今回手に入れたのは、USオリジナルとはジャケット違いのUK盤なのだ。
知ってるかもしれないミュージシャンだと気づかなくても、仕方ないじゃないか。

ということで、これもまた「ジャケ買い」なのである(笑)


それに、US盤のジャケットより、このUK盤のジャケットのほうが、はるかにボクの好みにかなっている。

ジャケットの写真もこっちのほうが良いし、右側にあしらった名前のフォントと大きさと色がいい。
US盤ジャケットより、10倍くらい好きである。

レーベルだって、英CBSのオレンジ・レーベルで、しかもテクスチャー加工のおまけつきだ。
これまた、US盤より魅力的じゃないか。
しかも、MONOだし。


20190729-02.jpg


内容のほうも、これがまた、なかなか素晴らしい。

ギター、ベース、バイオリン、ハーモニカあたりが適宜伴奏を奏でる、大きく分ければフォーク・アルバムなのだが、カントリー、クリスチャン、ブルース、スパニッシュ、トラッドと、実にバラエティに富んでいて、まったく飽きさせない。

特に気に入ったのが、ディランもハーモニカで参加しているブルース"COME BACK, BABY"(激しく自己主張するディランのハーモニカのロングトーンは必聴!)と、無伴奏トラッド"GALWAY SHAWL"だ。


いやぁ、ジャケ買いって、ホントにいいもんですね。

タグ:Carolyn Hester
コメント(0) 
共通テーマ:音楽

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント