The Police, SynchronicityのUSオリジナル(パート8) [アナログ・コレクターの覚書]
「まだ掘ってんのかいっ!」って声が聞こえてきそうだが、掘っているのである(笑)
というか、もうこうなったら、ジャケット31種類コンプリートするまで続けるのである。
こまめに探して、持っていないジャケットを見つけたら買うのである。
で、今回、どうやら、以前の記事を訂正しなければいけない事実を発見してしまったようなので、報告させていただこうと思う。
まずは、今回入手したもののジャケットをご覧いただこう。
シュリンクが綺麗に残っている。
綺麗に残っているだけに、誰しもそのおかしさに気づくはずだ。
そう、あの"This Record Is Pressed With KC-600 Audiophile Vinyl"と書いてある赤or青or黄のステッカーがないのだ。
インナースリーブも違っている。
本来は、新聞紙のようなざらっとした少し茶色がかった紙が使用されているのだが、今回入手したものはつるっとした真っ白の紙が使用されている。
違いがわかるように並べてみよう。
手前が通常のインナースリーブで、奥が今回入手したものである。
その違いは歴然としている。
では、今回入手したものは、どういうものなんだろう?
それは、Runoutを見るとわかる。
もうお気づきだろう。
Matrix末尾の前にREがついているのである。
なお、このRE付きもMASTERDISKカッティングで、両面にMASTERDISK刻印があり、Side 2のほうにはRL刻印もある。
Runoutに書かれている情報をまとめれば、次のようになる。
Side 1 : SPO-3735-A-RE-RCA 2 MASTERDISK
Side 2 : SPO-3735-B-RE-RCA 1 MASTERDISK RL
このRE盤、まぁ普通に考えれば、再発だろう。
インナースリーブに、特別な紙ではなく一般に使用される紙を使っているのも、いかにも再発っぽい。
さて、ボクは以前、「メンバー全員の写真をミックスして一本のバンドをコラージュし、それを3本並べるパターン」の下記のジャケット(パート5の記事でボクが行った分類ではバリエーション⑥)を非常によくみかけることから、最終的にはこのジャケットに一本化されたんじゃないかと推測したのだが、今回入手した明らかな再発盤のジャケットはこれではない。
Discogsに出ているRE付き再発盤("WINNER OF 4 GRAMMYS"の四角いステッカー付)のジャケットもこれではない。
というか、ボクが今回入手したものの裏表逆バージョンだ。
これは、パート5の記事でボクが行った分類ではバリエーション④のジャケットで、カラーバリエーションが4つしか見つかっていないものである。
つまり、仮に最終的にジャケットが一本化されたのだとしたら、それはこのジャケットに一本化されたんだと考えるべきだと思う。
考えてみれば、そもそも、「バリエーションがたくさんあるのに同じジャケットのがゴロゴロしている」ということの理由を、「レイトではそのジャケットに統一された」ということに求めるのは、かなり無理があった。
だって、このレコード、最初から売れまくってたから、どう考えたってレイトより初期盤のほうが圧倒的に数は多いはずなんである。
素直に考えれば、何故同じジャケットのがゴロゴロしてたのかといえば、そのジャケットが相対的に大量に用意されたからだろう。
つまり、バリエーション自体はたくさんあっても、すべてのバリエーションが同じ数だけ用意されたわけではなく、大量に用意されたバリエーションもあれば、あまり用意されなかったバリエーションもあるというだけのことだったのだ。
そうすると、いまだ手に入ってないバリエーションについては、相対的に数が少なかった可能性もある。
コンプリートへの道は、かなり険しそうなのである。
そうそう、今回入手した再発盤も、ちゃんと透ける(笑)
ブラウンだけどね。
RE付き再発盤でも透けるとなると、透けないからレイトという推論もあやしくなる。
そんなわけで、ボクはあの「透けない盤」も、実はKC-600なんじゃないかと思い始めている。
「うそつきステッカー」呼ばわりして、ごめんなさいm(_ _)m
<前の記事はこちら>
・The Police, SynchronicityのUSオリジナル(パート1)
・The Police, SynchronicityのUSオリジナル(パート2)
・The Police, SynchronicityのUSオリジナル(パート3)
・The Police, SynchronicityのUSオリジナル(パート4)
・The Police, SynchronicityのUSオリジナル(パート5)
・The Police, SynchronicityのUSオリジナル(パート6)
・The Police, SynchronicityのUSオリジナル(パート7)
というか、もうこうなったら、ジャケット31種類コンプリートするまで続けるのである。
こまめに探して、持っていないジャケットを見つけたら買うのである。
で、今回、どうやら、以前の記事を訂正しなければいけない事実を発見してしまったようなので、報告させていただこうと思う。
まずは、今回入手したもののジャケットをご覧いただこう。
シュリンクが綺麗に残っている。
綺麗に残っているだけに、誰しもそのおかしさに気づくはずだ。
そう、あの"This Record Is Pressed With KC-600 Audiophile Vinyl"と書いてある赤or青or黄のステッカーがないのだ。
インナースリーブも違っている。
本来は、新聞紙のようなざらっとした少し茶色がかった紙が使用されているのだが、今回入手したものはつるっとした真っ白の紙が使用されている。
違いがわかるように並べてみよう。
手前が通常のインナースリーブで、奥が今回入手したものである。
その違いは歴然としている。
では、今回入手したものは、どういうものなんだろう?
それは、Runoutを見るとわかる。
もうお気づきだろう。
Matrix末尾の前にREがついているのである。
なお、このRE付きもMASTERDISKカッティングで、両面にMASTERDISK刻印があり、Side 2のほうにはRL刻印もある。
Runoutに書かれている情報をまとめれば、次のようになる。
Side 1 : SPO-3735-A-RE-RCA 2 MASTERDISK
Side 2 : SPO-3735-B-RE-RCA 1 MASTERDISK RL
このRE盤、まぁ普通に考えれば、再発だろう。
インナースリーブに、特別な紙ではなく一般に使用される紙を使っているのも、いかにも再発っぽい。
さて、ボクは以前、「メンバー全員の写真をミックスして一本のバンドをコラージュし、それを3本並べるパターン」の下記のジャケット(パート5の記事でボクが行った分類ではバリエーション⑥)を非常によくみかけることから、最終的にはこのジャケットに一本化されたんじゃないかと推測したのだが、今回入手した明らかな再発盤のジャケットはこれではない。
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Discogsに出ているRE付き再発盤("WINNER OF 4 GRAMMYS"の四角いステッカー付)のジャケットもこれではない。
というか、ボクが今回入手したものの裏表逆バージョンだ。
これは、パート5の記事でボクが行った分類ではバリエーション④のジャケットで、カラーバリエーションが4つしか見つかっていないものである。
つまり、仮に最終的にジャケットが一本化されたのだとしたら、それはこのジャケットに一本化されたんだと考えるべきだと思う。
考えてみれば、そもそも、「バリエーションがたくさんあるのに同じジャケットのがゴロゴロしている」ということの理由を、「レイトではそのジャケットに統一された」ということに求めるのは、かなり無理があった。
だって、このレコード、最初から売れまくってたから、どう考えたってレイトより初期盤のほうが圧倒的に数は多いはずなんである。
素直に考えれば、何故同じジャケットのがゴロゴロしてたのかといえば、そのジャケットが相対的に大量に用意されたからだろう。
つまり、バリエーション自体はたくさんあっても、すべてのバリエーションが同じ数だけ用意されたわけではなく、大量に用意されたバリエーションもあれば、あまり用意されなかったバリエーションもあるというだけのことだったのだ。
そうすると、いまだ手に入ってないバリエーションについては、相対的に数が少なかった可能性もある。
コンプリートへの道は、かなり険しそうなのである。
そうそう、今回入手した再発盤も、ちゃんと透ける(笑)
ブラウンだけどね。
RE付き再発盤でも透けるとなると、透けないからレイトという推論もあやしくなる。
そんなわけで、ボクはあの「透けない盤」も、実はKC-600なんじゃないかと思い始めている。
「うそつきステッカー」呼ばわりして、ごめんなさいm(_ _)m
<前の記事はこちら>
・The Police, SynchronicityのUSオリジナル(パート1)
・The Police, SynchronicityのUSオリジナル(パート2)
・The Police, SynchronicityのUSオリジナル(パート3)
・The Police, SynchronicityのUSオリジナル(パート4)
・The Police, SynchronicityのUSオリジナル(パート5)
・The Police, SynchronicityのUSオリジナル(パート6)
・The Police, SynchronicityのUSオリジナル(パート7)
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