David Bowie, The Man Who Sold the WorldのUSオリジナル~フェイクの見分け方 [David Bowie]
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)のサード・アルバム「世界を売った男」(The Man Who Sold the World)のUSオリジナル(Mercury SR 61325)には、フェイク(いわゆる偽物)が存在するのは有名な話だ。
実際、ebayを見てもヤフオクを見ても、出品されているのはフェイクが多い。
以前から言われていた判定法は、Matrixが機械打ち(ホンモノ)か手書き(ニセモノ)かというものだったから、「オークションの写真だけでフェイクだと断定はできないだろう。」と思われるかもしれないが、実はもっと簡単に判定できるのである。
もっとも、この判定法、それほど知られていないようでもある。
新年会でわが家に集まってくれた、ボクよりはるかに知識の豊富な友人も、この判定法のことは知らなかった。
もっともDiscogsにも掲載されているので、世界的には広く認知されている判定法ではある。
ってことで、今日はその判定法を紹介することにしよう。
まずは、ホンモノとフェイクを並べた写真から。
手前がホンモノで奥がフェイクである。
ロゴやイラストの位置がフェイクは若干上にずれているが、これはジャケット製造時の裁断によるのでずれていないものもある。
色味の違いもあって、David Bowieの文字の縁取りが、ホンモノがピンクなのに対して、フェイクは赤だとか、イラストの男がかぶっている帽子の色が、フェイクのほうがかなり濃い茶色だとか、探せばいろいろあるのだが、色味なんてものは光の加減で違って見えるので、オークションの写真から判断する際には、まったく当てにならない。
また、フェイクのジャケは全体的に微妙にボケていて、いかにも複製っぽい。
もっとも、それはホンモノと比較すればはっきりわかるものの、単体で見て判断するのは難しいし、オークションの写真から判定するのはさらに困難である。
レーベルはホンモノがマットで、フェイクがツヤのあるものなのだが、これも写真によって微妙だったりする。
こんな風に機械打ちのMatrixまで、はっきりわかる形で写真に撮られていれば判定は容易だ。
フェイクは、光沢のあるレーベルで手書きのMatrixである。
ちなみに、刻印されているMatrix自体は、ホンモノもフェイクもSR 61325-A- M2/SR 61325-B- M1と同じだ。
違いは、機械打ち(machine stamped)か手書き(etched)かだけである。
ここまでは、昔から言われていたことだ。
しかし、もっと簡単な、目から鱗の判定法がある。
裏ジャケを見ると一目瞭然なのである。
手前がホンモノで奥がニセモノ。
なるほど、ホンモノは黄色が濃いのか~なんて、そんな微妙な話ではない(笑)
表ジャケと逆に、フェイクは歌詞やイラストが下にずれているというのもあるが、これまたジャケット製造時の裁断によるのでずれていないものもある。
注目しなければいけないのは、この赤い☆をつけた部分である。
歌詞の二段目の最後と吹き出しとの間の空間が、フェイクは比較的広く(歌詞があと3行入るくらい)空いているのに対して、ホンモノはほとんど空いていなくて、くっつきそうになっているのである。
これは、裏ジャケの写真さえあれば、ほぼ判定可能な特徴といえる。
では、みなさん、ebayで確認してみましょう(笑)
実際、ebayを見てもヤフオクを見ても、出品されているのはフェイクが多い。
以前から言われていた判定法は、Matrixが機械打ち(ホンモノ)か手書き(ニセモノ)かというものだったから、「オークションの写真だけでフェイクだと断定はできないだろう。」と思われるかもしれないが、実はもっと簡単に判定できるのである。
もっとも、この判定法、それほど知られていないようでもある。
新年会でわが家に集まってくれた、ボクよりはるかに知識の豊富な友人も、この判定法のことは知らなかった。
もっともDiscogsにも掲載されているので、世界的には広く認知されている判定法ではある。
ってことで、今日はその判定法を紹介することにしよう。
まずは、ホンモノとフェイクを並べた写真から。
手前がホンモノで奥がフェイクである。
ロゴやイラストの位置がフェイクは若干上にずれているが、これはジャケット製造時の裁断によるのでずれていないものもある。
色味の違いもあって、David Bowieの文字の縁取りが、ホンモノがピンクなのに対して、フェイクは赤だとか、イラストの男がかぶっている帽子の色が、フェイクのほうがかなり濃い茶色だとか、探せばいろいろあるのだが、色味なんてものは光の加減で違って見えるので、オークションの写真から判断する際には、まったく当てにならない。
また、フェイクのジャケは全体的に微妙にボケていて、いかにも複製っぽい。
もっとも、それはホンモノと比較すればはっきりわかるものの、単体で見て判断するのは難しいし、オークションの写真から判定するのはさらに困難である。
レーベルはホンモノがマットで、フェイクがツヤのあるものなのだが、これも写真によって微妙だったりする。
こんな風に機械打ちのMatrixまで、はっきりわかる形で写真に撮られていれば判定は容易だ。
フェイクは、光沢のあるレーベルで手書きのMatrixである。
ちなみに、刻印されているMatrix自体は、ホンモノもフェイクもSR 61325-A- M2/SR 61325-B- M1と同じだ。
違いは、機械打ち(machine stamped)か手書き(etched)かだけである。
ここまでは、昔から言われていたことだ。
しかし、もっと簡単な、目から鱗の判定法がある。
裏ジャケを見ると一目瞭然なのである。
手前がホンモノで奥がニセモノ。
なるほど、ホンモノは黄色が濃いのか~なんて、そんな微妙な話ではない(笑)
表ジャケと逆に、フェイクは歌詞やイラストが下にずれているというのもあるが、これまたジャケット製造時の裁断によるのでずれていないものもある。
注目しなければいけないのは、この赤い☆をつけた部分である。
歌詞の二段目の最後と吹き出しとの間の空間が、フェイクは比較的広く(歌詞があと3行入るくらい)空いているのに対して、ホンモノはほとんど空いていなくて、くっつきそうになっているのである。
これは、裏ジャケの写真さえあれば、ほぼ判定可能な特徴といえる。
では、みなさん、ebayで確認してみましょう(笑)
タグ:David Bowie
2017-02-04 10:06
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