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AESはAESで聴きましょう [アナログ・コレクターの覚書]

前にも紹介したことがあるが、うちでは、RIAA以外のカーブを選択したい場合、イコライザ―・カーブの設定をPC上でソフトウエアによって行う。

具体的には、KORGのDS-DAC-10RというDAC(ADC機能もある)にフォノケーブルを直接繋ぎ、フォノイコライザーがかかる前の段階でデジタル化してPCに取り込み、AudioGate4というソフト上でイコライザ―・カーブを選択してかけるのである。

録音している間も(録音しなくても)、Input MoniterにしておけばDACを通して音が出るので、常時このセッティングにしておくこともできるのだが、それはちょっと避けたい。

PCを立ち上げないとモノラルのアナログが聴けない状態になるのが面倒だというのもあるが、RIAAなら(うちにあるモノラル盤のほとんどがRIAAだ)AudioGate4のイコライザーよりオーディオのフォノイコライザーの方が音が良いというのが大きい。

ってことで、繋ぎなおしてナット・キング・コール(Nat King Cole)をAESで聴くというのは週末の宿題にしたわけだが、土日は仕事だったのでようやく今日になって宿題ができた。
(もっとも、リンダ・ロンシュタットを聴いたり、ZepのThe Complete BBC Sessionsを聴いたりしていたので、忘れそうだったが 笑)


20160920.jpg


Side2の2曲目"Mona Lisa"から、"(I Love You) For Sentimental Reasons"、"Red Sails in the Sunset"と続く3曲の流れがものすごーく気に入ったので、今日はSide2の写真(笑)

前回の写真とけっこう違って見えるが、ストロボを使って撮った(前回)のと、ライティングしてストロボを使わないで撮った(今回)のの違いで、実際は色あいも文字の色や濃さも同じである。

さて、AESカーブで聴いてみた感想である。

AESでしょうね。

”Mona Lisa"で聴き比べたが、RIAAではストリングスの音色もにじんだ感じになり、ボーカルも肥大気味になるので、分離が悪くなる。
一方AESでは、ストリングスの音色も艶やかになり、ボーカルの響きも生々しくリアルだ。分離がよく、明快になり、まさに焦点が合った感じである。

あぁ、そうだ。
この機会にAESの10インチを録音しとかなきゃなぁ。
って、また週末の宿題だよ・・・(22日も休みじゃないのです 涙)

タグ:Nat King Cole
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コメント 2

isoshijimi

いい音で聴けるって幸せでしょうね~。
今日もお仕事でいらっしゃいましたか。お疲れ様です。

久しぶりにみんなで我が家はお休みでした。
なのにこの天気・・・
おかげで久しぶりにPCに向かっていたりもしますが(笑)
by isoshijimi (2016-09-22 16:26) 

想也

isoshijimiさん

お久しぶりです。
特別良い音でなくても良い音楽は感動を与えてくれますが、
良い音だとその感動が倍増します(^_−)−☆

せっかくの家族全員のお休みに、このお天気は残念でしたねぇ・・・

by 想也 (2016-09-22 19:29) 

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