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Linda Ronstadt, What's New [TMLの仕事]

日曜の日帰り出張はけっこうタイトなスケジュールで、結局時間を作れたのは1時間ほど。
一応レコードショップには立ち寄ったものの、ゆっくり探している時間はなかったので、ピンポイントでずっと探しているオリジナル盤がないか確認したが、そう都合よく転がっているわけもない。

それで新着コーナーとかを適当に見ていたら、Linda Rondtadt, What's Newの米オリジナル(ASYLUM 60260)を見つけた。
米オリジナルって言ったって83年リリースだし、全米アルバム・チャート第3位だし、モノ自体は大量に出回ってるから安い安い。
安すぎて送料がバカらしくてネットでは買う気にならないから、こういう風に見つかるとうれしい(笑)

でも、このレコード、ずっと探していたのだ。

日本盤アナログ(P-11408)は持っていたのだが、そのインサートには、Mastered by Doug Sax at the Mastering Lab(L.A.)と書いてある。
ところがメタルマザーを輸入してプレスしてるわけじゃなく、日本独自カッティングで、Runoutを見ても、どこにもTML刻印はない。
そうなるとダグ・サックス・カッティングの米オリジナルがどうしても聴きたくなるのが人情ってものである。

このアルバム、けっこう好きで、SACD(WPCR 14169)も持っているので、米オリジナル入手を祝して記念写真を一枚(笑)


20160919.jpg


さっそく聴いてみたが、流石ダグ・サックスである。
艶やかなストリングスをバックに、浮かび上がるリンダのボーカルが実にリアルだ。
それにベースの音色が素晴らしい。

日本盤アナログも悪くないが、比べるとやっぱり違う。
SACDも米オリジナルにはかなわないが、SACDには5.1chのマルチ音源が収録されているので、それはそれで楽しめる。

さて、今回手に入れた米オリジナル盤だが、両面にTML刻印はあるものの(Side1はTML-M、Side2はTML-S)、Matrixの末尾はA2/B3とちょっと微妙である。

やっぱりアガリはプロモかなぁ?

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コメント 2

tempo

こんばんは、洋楽の場合余程好きなアルバムでも、プロモになると簡単に値段が2倍以上になってしまうので敬遠してます、80年代のこのあたりのレコードのマトリックスは極力最初を買おうとしてますが、これまた最初でなければ極端に値段が下がるのでそのアルバムがどこまで好きかによりますね。ビートルズなんかはマトリックスの違いで音質が大きく違うものもあるので、拘りましたが80年代に関しては、経験上あまり音質の差は無いような気がしてます。
by tempo (2016-09-20 21:52) 

想也

tempoさん、こんばんは。

そうですね。
80年代(というか70年代末頃からなぁ?)になると、英盤もマトリックスによる差は小さくなる気がします。
ロックの米盤は、最初からマトリックスの差より工場とかの差のほうが大きいみたいです。
LondonJazzCollectorのページに書いてあるように、コロンビアなんて、最初から同時に下手したら10枚くらいのラッカーを切ってますからねぇ・・・

by 想也 (2016-09-20 22:43) 

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