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蝶々結び [Aimer]

一昨日、MステでTV初登場ということに関連して紹介したAimerさんの「蝶々結び」だが、実は「音」にもかなりこだわっているので、あらためて紹介したい。

CDのマスタリングは、通常、全体を一人のエンジニアが担当するものだと思うのだが、このCDは楽曲によってエンジニアが異なっている。

カップリングの「夏草に君を想う」と「セプテンバーさん」はソニー・ミュージックスタジオの茅根裕司氏がマスタリングを行っているが、「蝶々結び」については、ロンドンの360 Masteringに所属するDick Beetham氏のマスタリングなのである。

茅根氏のマスタリングは良くも悪くもJ-Popの音で個人的にはどうにも好みではない(うちのオーディオでは音量を上げると飽和してしまう~)のだが、Beetham氏のマスタリングは一味違う。

音量をあげれば、ふわっと空間が広がり、音色にも少し湿り気のある英国的な質感を感じるのである。


Beetham氏がマスタリングを担当したもので、ボクのお気に入りになっているCDには、こんなものがある。


20160821.jpg


手前からKTタンストール(KT Tunstall)"Eye to the Telescope"、ナタリー・インブルーリア(Natalie Imbruglia)"Left of the Middle"、エンヤ(Enya)"a day without rain"。

このあたりのCDの「音の仕上げ方」がお好きな方は、「蝶々結び」のCDもぜひ聴いてみてくださいな。

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