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「ルネッサンス(1st)」UKオリジナル [Bob Ludwig(RL)の仕事]

「宮殿」のピンク・アイがらみで、手持ちのピンク・アイをひっぱり出していたら、カタログ番号が3番違いのルネッサンス(Renaissance)のファーストが出てきた(「宮殿」がILPS 9111で、ルネッサンスがILPS 9114)。

20151012-1.jpg

「宮殿」のレーベル違いには登場しなかった濃いピンクでつるっとしたレーベルである。

20151012-2.jpg

もちろん、「宮殿」にもこのレーベルのものは存在するだろう。
前回の記事には「薄ツルレーベルが一番出回っていると思われる」みたいな書き方をしたが、薄ツルと濃ツルのどちらのほうが出回っているのかは定かではない。
「宮殿」のピンク・アイでは中古レコード屋とかで薄ツルレーベルを一番よく見かけた「気がする」というだけなので、あしからずσ^_^;
(それどころか、2004年にリリースされたOriginal Master EditionのCDレーベルが薄いピンクだったので、薄ツルが一般的だと勝手に思い込んだ可能性もある。記事を書いた後で気づいたので、追記しておく。)

さて、ルネッサンスのファーストである。
手持ちの盤のマトリックスは次の通り。

ILPS 9114 A//1 1 1
ILPS 91114 B∇1 1 2 1

B面のカタログ番号はボクの入力ミスではない(笑)
Runoutのスタンプがそもそも間違えてスタンプしているのである。

まぁ、枝番の詳細まで含めて、そんなこたぁどうでもいいよね。
興味を持つ人はまずいないだろうし。

ただ、この盤には、アナログ・マニア的にはどうでもいいで片付けられないことが一つある。
それがコレである。

20151012-4.jpg

なんとボブ・ラディック(Bob Ludwig)氏のカッティングなんである。
ピンク・アイにRLってなかなか見られない組み合わせではないかと。

でも、考えてみれば、Zep IIがリリースされたのが1969年の10月22日。
このルネッサンス・ファーストのリリース日は定かではないが、「宮殿」の3番後だから概ね同時期のリリースだろう。

ボブ・ラディック氏のカッティングによるZep II米初盤の凄まじい音は、アナログ・マニアの間では周知の事実である。
ジミー・ペイジ氏から、かつてのヤードバーズの仲間に「アメリカに腕の良いエンジニアがいる」って話が伝わったんだろうか?

なーんてことを考えながらレコード盤に針を落とすのも、いかにもアナログ・マニアらしい休日の過ごし方だと思うのである(笑)

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